対象:ペットの医療・健康
生後10ヶ月のミニチュアダックスのメスを飼っています。
1歳前に避妊手術を考えているのですが、避妊手術の方法に、卵巣のみ取る方法と
卵巣と子宮両方をを取る方法と二つあると聞きました。
どちらが主流なんでしょうか?
また各手術方法のメリット、デメリットを教えて頂ければと思います。
じゃい子さん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:3件
避妊手術
こんにちは。
現在の主流は卵巣も子宮も摘出します。理由は卵巣だけを摘出しても将来子宮の病気の可能性があるからです。避妊という目的であれば子宮は必要ないわけですから、将来病気になって再度子宮を摘出する手術を行うことを考えれば、避妊手術のときに予防的に子宮を摘出します。
どちらの手術を行うのもリスクは同じです。
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犬の避妊法
めす犬の避妊には、仰るとおり、大きく2種あります。卵巣摘出手術、卵巣子宮摘出手術です。最近ヨーロッパでは卵巣だけの手術が主流になってきています。特に初回の発情前のワンちゃんでは、卵巣摘出だけで十分と言われています。その流れがアメリカにも波及していまして、徐々に発情前のワンちゃんの卵巣摘出が増えてきているようですが、以前子宮も摘出するほうが多いようです。卵巣のみ場合は、手術創が小さく、手術時間も短いというメリットがあります。卵巣子宮摘出の場合は、老犬になったとき子宮の病気にならないという事が一番のメリットです。でも最近は呪医麻酔技術が上がりましたので、老犬でも十分手術は可能ですが・・・。
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Re:避妊手術について
避妊手術において卵巣摘出術と卵巣子宮全摘出術のどちらがより優れているかを結論付けるような報告は現在のところ存在しないようですが、卵巣子宮全摘出術の方が術後の尿失禁の発生率がわずかながらに高いという報告があるようです。
しかしながら、卵巣だけを摘出するとなると、目に見えなくともほんのわずかでも卵巣の取り残しがあると妊娠や子宮蓄膿症を起こしてしまう可能性があります。ですのでそれらを完全に予防するためには子宮も一緒に摘出したほうが確実だと思われます。
以上のような理由から当院では避妊手術の際は卵巣子宮全摘出術の術式をとらせていただいております。
(現在のポイント:-pt)
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