対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
今年、病気の為夫を亡くしました。
夫の貯金、保険金、退職金などで4500万円のお金を残してくれました。子供は7歳と5歳の男の子がおります。私は30代後半です。家はマンションを購入しており、団体生命保険に加入をしておりましたので、後のローンはなくなりました。今後の生活につきましては、遺族厚生年金や私もパートに出る予定で今資格習得のための勉強をしています。子供にもまだ教育費はそれほどかかりませんので、しばらくは、年金とパート収入でやっていけると思います。残された財産は、取引銀行の勧めで一人1,000万円づつ変額個人年金保険に加入しました。子供たちは据置期間10年とし学費に備えました。私の据置期間はとりあえず15年とし老後にと思っています。あと、1500万円の資産をどうしたものかと思案中です。いつでも動かせるお金をどのくらい置いておくべきか?福祉定期や積立利率変動型一時払終身保険(ドル建て)のものを勧められたりもしていますが、どのようにしたら良いか迷っております。主人が残してくれた大切なお金なので、少しでも増やして残していければよいのですが、多額のお金なので誰にでも相談という訳にも行かず困っています。アドバイスよろしくお願いします。(少しですが、医療保険、生命保険、所得保障の保険には入っています。)
gojigojiさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )
回答:5件
今後の生活プランを作れば自然と見えてきます。
gojigojiさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。
幼いお子さんもいらっしゃる中、この短期間の間に様々なことを乗り越えられ、
また今後のことを考えて行動に移されていることはすばらしいと思います。
ただ、二つ残念であることがあります。
一つは、「一つの商品に多額の金額を集中してしまっている」こと。
もう一つは、「今後のライフプラン&キャッシュフロー表をしっかり作ってから行動しなかった」こと。 です。
一時に多額のお金が入ったときや住宅などの多額の買い物をするには、
普段なかなか使わない・動かさないことから
どうしても気持ちが落ち着かないものです。
そんなときに長期の計画や方針を示した
ライフプランやキャッシュフロー表を事前に作成しておけば
自分で決めた方針ですから、それに沿って実行すればよいのです。
今からでも遅くはありません。
gojigojiさんご自身、お子さんの今後の生活の必需品として、
「ライフプラン」「キャッシュフロー表」をご用意ください。
現在考えられている残りのお金の行き先、運用方法も
このライフプラン・キャッシュフロー表が出来上がり、
今後の生活の方針・方向性が見えてくることによって自然と決まります。
あわてることはありません。
プラン作成のプロを活用しながら
「gojigojiさんとお子さんのために残してくれた大切なお金」
を将来のgojigojiさん家族の明るい笑顔のために使用・活用しましょう。
評価・お礼
gojigojiさん
大間様、ご回答ありがとうございました。
おっしゃるとおり、一時に多額のお金が入り本当に気持ちが落ち着かず、急ぎすぎてしまいました。今後のお金の行き先につきましては、私の仕事が決まり。収入が確定して、お金の動きが落ち着いてからゆっくり、検討していきたいと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
とりあえずの預け先
gojigojiさん、本当にご愁傷さまでした。
ライフプランについてはすでにたくさんの方々がアドバイスされているので、私はとりあえず1500万円を何にしておけばよいかを考えてみました。将来のことを考えると、いろいろ不安もおありだとは思いますが、しばらくの間はあまり無理をせず、何をするにしても少しずつ頑張ってみるくらいの方がいいような気がします。
さて、すでに3000万円を変額個人年金保険にされたということですから、残りの1500万円は一部を外貨建て商品にするくらいで、安全重視の運用がいいように思います。というのも、変額個人年金保険という商品は、保険という性格よりも、投資型商品という性格の方が強い商品だからです。具体的にどの商品を選んだのかわからない中で断言はできませんが、おそらくは国内外の株式や債券に分散投資を行うものだと思います。
最終的には、運用資金全体(4500万円)のバランスをどう取るか考えるということになりますが、とりあえずは換金性も考えて、非課税制度(マル優及び特別マル優)を利用して、変動金利型の個人向け国債か銀行のネット定期にしておくのが無難でしょう(福祉定期は0.25%の金利上乗せを考慮しても、金利水準が低すぎます)。
実は、変額年金保険という商品は、保険商品としてのメリットは確かにあるのですが、運用商品としてはコストが高めというデメリットがあり、gojigojiさんのニーズに合っているかどうかには疑問も残ります。加入してすぐに解約すると大きなペナルティがかかってきますので、少なくとも数年間は運用を続けた方がいいでしょうが、流動性(換金性)が低いという点を認識しておく必要があります。積立利率変動型一時払終身保険も同様のデメリットがあり、固定されてしまう資金をこれ以上殖やすのはあまりお薦めできません。外貨建て商品ならば米ドル建てのMMFや米国国債などの利用を考えるといいと思います。
評価・お礼
gojigojiさん
神戸様
ご回答ありがとうございました。
夫が残してくれた大切なお金なので、子供達の為に学費として必要になるまでは絶対に換金できない方が良いと思ったので、流動性が低いという点は理解しておりましたが、デメリットについては、保険会社に確認したものの勉強不足でありました。残りの資産につきましては、おっしゃるように安全性重視の運用を考え、個人向けの国際やネット銀行について調べて検討していきたいと思います。とりあえず、収入の方が安定するまでの預け先のご提案、とても参考になりました。今まで夫に頼りしておりましたが、少すずつ、自分の力で子供たちを守って行けるようにがんばっていきます。ありがとうございました。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
個人向け国債と投資信託の組み合わせをお勧めします
FPの吉野と申します。gojigoji様ご愁傷様でした。ご主人の残された資産ですので、十分な検討の後運用を図られるようお勧めします。従いまして現在検討中の商品は据え置いて下さい。
変額個人年金保険ご購入の際に、金融商品のリスクについて説明を受けたものとして回答申し上げます。
ご要望は、1500万円が緊急の場合に引き出し可能で、かつ運用利益がある商品として、個人向け国債と投資信託の組み合わせをお勧めします。個人向け国債は、原則10年据え置きですが、前2回分の利子を返戻する事解約が可能です。長期金利に連動して、利率が変更される変動利率制を採用していますので、将来金利が上昇した局面にも対応しています。投資信託には、国内・海外の債券・株式・不動産を組み合わせ様々なリスク・リターンのものが用意されています。そして、日経225など株価指数に連動した上場投信もあります。
例えば国債に何%、国内株式投信に何%、不動産投信に何%、海外の株式投信に何%債券投信に何%と資産配分すると、過去のデータではこの程度の運用利率であったかも知ることが可能です。殆どの投信は売却後1週間以内で現金化されます。
尚、金融商品のご購入に際しては、必ず購入コストがどの位掛かるのかを必ず確認下さい。購入には販売手数料購入後は信託報酬などが掛かりますので、コストの低い商品がお勧めです。下記HPで調べられます。
個人向け国債は財務省のホームページ
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/index.html
投資信託は投資信託協会と東証のホームページ、
http://www.toushin.or.jp/
http://www.tse.or.jp/cash/etf/square.html
宜しければ、私のホームページをも参照ください。
評価・お礼
gojigojiさん
丁寧な、ご回答を頂きありがとうございました。個人向け国債、投資信託、今まで経験のない事ですので、ご紹介いただきましたホームページを参考にさせて頂き、勉強をしていきたいと思います。少し難しそうですので、ゆっくり検討していきたいと思います。ありがとうございました。
ファイナンシャルプランナー
-
運用を考える前に・・・
gojigojiさん、ご胸中お察しいたします。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
先だって同じような状況の方からご相談がありました。
保険金の振り込まれた銀行から山のような保険商品の提案をされ、かつ電話で催促があったそうです。でもどれが良いのかわからないと言うことで相談に見えました。
保険商品にはメリット、ディメリットがあり、それを説明することは出来てもそれが適切かどうかはライフプランを聞いてみないとわかりません。
まだ、今後の生活さえイメージできていない状況でしたので、あらためて時間を置いてからライフプランを作成しました。
gojigojiさんの場合も老後まで考えて運用しないといけませんね。女性の場合は退職金が出てもわずかですし、もらえる年金も限られています。働くことに関しては資格取得のキャリアアップを考えていらっしゃることはすばらしいと思います。
今後いくらくらいの年収でどのくらいの期間働けるでしょうか?
もし、働けなくなったら?
お子さんが中学から私立に行きたいと行ったら?
などなど、いくつかのパターンでシミュレーションした上で、運用を考えても遅くはないですよ。
もうすでに2000万円ほど変額年金に入られたようですが、これ以上保険商品を選択することはオススメできません。中途解約をすると元本割れの可能性が高いからです。運用はライフプランを考えてからにしましょう。
なお、そのご相談いただいた方からは以下のような言葉をいただいています。
「相談をして具体的なシミュレーションを作って頂いてはっきりと将来の事がイメージでき、かつ自分と家族のことを冷静に考えることが大切だとよくわかりました。」
gojigojiさん、急いで運用することはありません。じっくりライフプランを考えてからにしましょう。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
gojigojiさん
羽田野様、ご回答ありがとうございました。
もう少し早くこのHPを見つけれていれば良かったっと思います。おっしゃるとおり、急ぐことはありませんでした。今まで、持ったことのない様な金額が、口座にあるとなんとなく落ち着かず...
もう少しじっくり検討すべきでした。今後のことにつきましては、私の仕事が決まり、収入の金額が確定してから、ゆっくり検討したいと思います。ありがとうございました。
山本 俊成
ファイナンシャルプランナー
-
ライフプランを検討しましょう
gojigoji様、はじめまして。
FPの山本俊成と申します。
今後の資金計画を検討する場合、本来であれば具体的なライフプランを検討した後に動くのがベストではあったのですが、済んでしまったことは仕方がないので、現状をどうするかを考えたいと思います。
まずは今後のライフプランを検討し、キャッシュフローについて具体的にいつどれくらいのお金が必要かを把握することが大事です。
それによって、
いくらの現金を手元に用意しておくべきか、
いつまでにいくらに増やさなければならないか、
そのためにはどの商品で運用しなければならないか、
がはっきりわかると思います。
既に変額個人年金に加入されていること、既にいくらか保険には加入されていることから、個人的には保険はもう十分だと思います。
あとはライフプランに基づいた資金計画を慎重に立てられることをおすすめします。
評価・お礼
gojigojiさん
山本様
ご回答ありがとうございます。
本当に、もう少し具体的なライフプランをよく検討してから、動くべきでした。少し急ぎすぎたようです。アドバイス頂きましたように、私の仕事が決まり、収入も安定してから、今後のライフプランを検討して行きたいと思います。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A