対象:ITコンサルティング
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ナレッジマネジメントに社内ブログを活用するケースが増えていますが、具体的にどのような影響・効果があるのでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:6件
SNSのほうがよいのでは…
社内だけでの知識や情報の共有なら、ブログよりSNSのほうが、よいと思います。
ブログの特徴の1つに、「SEO対策上、有利」ということが挙げられます。
検索エンジンで順位が上位になりやすいということです。
できるだけたくさんの人に、自己が発信した情報を見てもらいたい、という場合に向いているものです。
別の特徴として、「オープン」で「匿名性が高い」ことが挙げられます。
これは、たくさんの人からコメントをもらえたり、たくさんのサイトから「トラックバック」といって、一種のリンクを貼ってもらえるという効果が期待できる反面、匿名で悪質なコメントを入れられたり、アダルトや出会い系などの好ましくないサイトからトラックバックされたりする懸念があります。
「ブログが炎上する」とは、コメント(抽象に類するものが多く含まれる場合あり)が多数寄せられ、収拾がつかなくなることですが、アクセスの多い人気ブログになると、炎上の末、閉鎖という例もあります。
一方、SNSは「クローズド」で「匿名性が低い」ことが特徴。
また、SNS全体のトップページ以外は、検索にかかりません。
そのため、外部の人には見られずに、内部の、素性の分かる人同士で情報交換をしたい、という場合に向いています。
「社内」となると、社外の人には知られたくない情報のやりとりも、当然なさりたいと思います。
また、抽象めいたことを、匿名の人に書かれて、社員の士気を下げることになったり、世間の評判を落としたりは、したくないでしょう。
それを防止するための管理の手間とコストも必要になります。
「社内でのナレッジ共有」という目的でしたら、私はブログよりSNSをお奨めします。
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ブックマークの共有も秘訣です。
安価なASPベースの社内ブログシステムは広まっています。
(料金形態は従業員数により料金が異なるなど)
効果としましては、営業・マーケティング・開発・広報など、
情報共有により各部署との情報連携が社内に根付くことです。
また、全国展開の組織やFC展開をしている企業ではこうした
ネットの仕組みを通じて情報コミュニケーションを効率化させています。
検索機能ですぐ情報を探し出すこともできますし便利です。
そしてまた各部署がこれら情報から戦略を練ることができます。
しかし、いくつか課題はあります。それは情報発信者に偏りが
生じてしまうということです。
これは某ベンダーからお聞きしたことですが、この課題はシステムを
導入したからといって、なかなか変わるものではありません。
これは会社の組織風土に関係してきます。ですから、こうした社内ブログの
ツールを使っていかにこうした課題を改善するかを戦略的に考える部隊も
必要になります。情報の書き込みへのインセンティブなども必要かも知れません。
もうひとつ書き込まなくても情報共有の効果があるのが、ブックマークです。
社内従業員のブックマークを共有させることが秘訣です。
以上、よろしくお願いします。
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ブログの特性を生かした効果が期待できます
中小企業診断士の長谷川です。こんにちは。
社内ブログに関するご質問ですね。
一般的にナレッジマネジメントツールとして使われるグループウェアと比較して、回答させていただきます。
グループウェアと比較した場合、社内ブログによるナレッジマネジメントは比較的少ない負荷で開始、運用することができるといえるでしょう。
グループウェアによるナレッジマネジメントは、一般的に提案書、設計書、論文などファイルをベースにした仕組みを構築することになります。
この場合、正式なドキュメントとして仕上げられたものだけがナレッジの対象となります。ナレッジを作成する立場の人間は、ナレッジとして耐えうる品質のドキュメントを作成するために、相応のワークロードがかかることになります。
ナレッジを運用する立場の人間からすると、正式なドキュメントがナレッジの対象となってきますので、ナレッジの審査プロセス、基準、体制などを整備することが必要になってきます。ナレッジ作成者に対する評価や報酬などについても考慮が求められるでしょう。
社内ブログの場合には、ブログの特性から、日々のビジネス活動のちょっとしたナレッジを気軽に思いつくまま書き残す形になります。
つまり、正式なドキュメントとしてまとめるほどではないような、例えば「提案書の書き方をこんな風に工夫したらお客様のウケがよかった」といったようなことが書き残されていきます。
ナレッジを作成する立場の人間の負荷が少なくなりますので、運用する立場の人間についても、堅苦しい運用は求められないでしょう。
社内ブログを書く習慣がつくことによる副次的な効果として、「日頃のビジネス活動での問題意識が高まる」「文章力が高まる」といったことも挙げられます。
回答専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
【ナレッジマネジメント】当社の具体例をご紹介します
*情報の共有・承継や組織活性化が促進されます。
みなさん、はじめまして。ダク・グループの阿部龍治です。
**【ナレッジマネジメント】の必要性
(1)情報やノウハウの共有(組織力向上としての視点)
(2)ノウハウの継承(企業のリスクマネジメントとしての視点)
(3)円滑なコミュニケーションによる組織活性化(ビジネスコーチとしての視点)
詳しくはコチラ
**【社内ブログ】は最適なツールか
(1)メール
(2)ブログ
(3)SNS
(4)XOOPS【おすすめ】
(5)紙媒体
(6)対話
■各ツールの特徴を理解し、企業の目的により、複合的にツールを選択することが効果的であると考えます。
詳しくはコチラ
**事例1) お客様情報をスタッフ全員で共有!
詳しくはコチラ
**事例2) 日報をスタッフ全員で共有!
詳しくはコチラ
**事例3) スタッフの集合写真つき年賀状を会社で1枚送付
詳しくはコチラ
**事例4) 現場スタッフがこっそり教える情報を毎月配信
【クチコミ現場情報】サイトはコチラ
詳しくはコチラ
**事例5) XOOPSで社員向けサイトを構築中
詳しくはコチラ
個別のご質問や皆様の声をお待ちしております。お気軽にご相談ください。
ダク・グループ
株式会社ダク・エンタープライズ
株式会社首都圏ビルマネジメント
補足
*クチコミ情報(ここだけのお話)
【All About プロファイル】サイトは、XOOPSで作られているそうです。
阿部龍治
回答専門家
- 阿部 龍治
- (東京都 / 相続&不動産のお悩み相談110番)
- 株式会社首都圏ビルマネジメント 代表取締役
創業50年超。累計3万件超の仲介実績/建物管理60棟超
社員のモチベーション向上と組織活性化に繋がるオフィス移転。そして、オーナー様の収益を守ることができる安定した不動産経営。不動産業務を中心に双方を包括的にサポートし、日本の会社が元気になれるお手伝いをします。相続&不動産のお悩み相談110番
ウジ トモコ
アートディレクター
-
効果、影響には組織の特性によって幅があります。
こんにちは ウジトモコです。
「ナレッジマネジメントツール」としてではないのですが、サイトのパフォーマンスをあげる提案としてかなりの数の社内ブログ導入をおすすめしてきました。
導入から1年経って、素晴らしい成果を挙げていらっしゃる事例があります。
ホテルグリーンプラザ箱根 WEDDING BLOG
弊社は箱をご用意させていただいたにすぎませんが、
マネージャー、コーディネーター、そしてこちらを訪れたお客様のコミュニケーションの場として、1年と言う月日がブログを素晴らしいものに育てています。
これは、フリーブログの活用事例にすぎないのですが、ではもっと進んだ機能を搭載すれば
情報・ビジネスビジョンの共有の達成度さらにが高まるのかと言うと、それだけでもないような気がします。
実際、ブログを導入してもなかなか書き込みがされなかったり、担当者だけの更新作業になってしまったり活用できていない事例もあります。
あくまでブログは、追加・更新の優れた媒体として活用する事が前提です。組織のミッションや企業の「核となる」ビジョンやメッセージは企業サイトなどに明快に提示しておく事は必須と考えます。リアルでの研修など平行して導入することでブログ効果も期待値はもちろんあがるでしょう。
先ほどの例で言うと、毎日社員・お客様が見る企業理念としてのサイトが
箱根の森高原教会-ホテルグリーンプラザ箱根
ということになります。
ご参考になれば、幸いです。
田邉 康雄
経営コンサルタント
-
情報共有の有力なツール
私は、情報セキュリティマネジメントシステム規格''ISO27001''審査員補(IRCA/JRCA)です。この資格を活用して「社内ブログ」を使用している企業を指導した経験から、また自分自身が現にブログを運用している経験から回答します。
―― 情報共有
私は30年以上、''三菱化学''で仕事をさせていただきました。だれにでも美点と欠点の両方があるように、''三菱化学''にもその両方がありました。
美点の中でも最高だったと記憶していること。それは、「''情報共有''」でした。''三菱化学''においては、他社から得た情報を自分ひとりで抱え込んでしまうのではなく、周囲や社内の関係者に流すのです。
―― 美しい社風
と、私には映りました。そして私も積極的に''情報共有''に励みました。「プロジェクトで何が問題となっているかが、手にとるように分かる」と評価され、そして周囲の人々から大きな協力を得ました。
そのお陰でしょうか、担当したプロジェクト6件が完成しました。これらが現在の''三菱化学''を支えています。このことに関しては、拙著「生涯現役エンジニア」の第四章を御参照ください。
―― 資本経営から知本経営へ
と今、時代は変わりつつあります。現在は、一部の人材がたまたま発想した技術やビジネスモデルが、何かの機会に日の目をみてビジネスに結びつく時代になっています。ですから''情報共有''の重要性は益々高まっています。
―― ''情報共有''ツールとしての社内ブログは最高ツールである。
と、私は感じています。
私は、私の顧客と情報を共有する目的で、ホームページの中に設置した「エンジニアのバイブル、生涯現役エンジニアブログ」を運営しています。大きな効果が上がりつつあります。
御参考になったでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
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