対象:投資相談
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金利のほか、為替相場や手数料も考慮して。
京都のファイナンシャルプランナー、税理士の佐々木です。
1、外貨金利とは
米ドル、英ポンド、ユーロ、豪ドルなど外国通貨建て預金の高金利や為替差益のメリットを利用する預金商品です。
2、外貨預金のリスク
・為替相場の変動によるリスクがあります。円高にふれた場合為替差損が発生して、預金が目減りします。
・為替手数料が割高です。一般的に1米ドルを交換するごとに、1円の手数料を支払うことになるので往復で2円の手数料がかかります。10,000米ドル(1米ドル110円として110万円、手数料2万円)
・預金保険の対象外です。
外貨による資産運用のポイント
[[http://profile.allabout.co.jp/pf/yasuyukisasaki-caetlafi/column/detail/22023
お気軽にご相談ください。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
定期預金とは、商品性質が全く異なります。
FPの岩川と申します。はじめまして。
「外貨預金の方が金利が良い」と言われたそうですが、そもそも、国内の預金とは、性質が全く異なることから比較検討できる商品ではありません。
「普通乗用車よりも、スピードが出るから、F1マシーンはどうですか?」と同じことです。(ちょっと極端ですが、そのような感じです)
外貨預金は、確かに高い金利が設定され、魅力的な商品に見えます。
しかし、為替の影響と手数料で、その金利は、一瞬にして消滅するリスクがあります。
もちろん逆に殖えることもあります。
つまり、定期預金とは異なるハイリスクハイリターンの商品といえます。
なかま様の目的は、収益性より、元本保証などの安全性を重視したいのではありませんか?
自分の目的にあった金融商品を選びましょう。
ちなみに、資産形成を行う上で、外貨預金を選択して有利になるケースは残念ながらないでしょう。(類似商品の外貨MMFと比較すると税金面で大きなデメリットがあります。)
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
ファイナンシャルプランナー
-
外貨預金の魅力とリスク
なかまさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
外貨預金の魅力はなんと言っても円に比べて金利が高いことです。
また預けた時よりも円安になれば為替差益が得られます。
円安とは、例えば、1ドル110円だったものが120円になると円の価値が下がったということですからこれを円安といいます。
一方1ドル110円が100円になると円の価値が上がったので円高といいます。
どんなに利率が良くても円に換える時の為替次第では元本割れの可能性もありますので、外貨預金をする際は為替に敏感になりましょう。
もう一つの注意点は円を外貨にかえる、外貨を円に戻す時に手数料がかかります。
ある銀行の場合の円⇒外貨⇒円の往復の手数料
1ドル当たり2円、1ユーロ2.8円、1ポンド8円、1ニュージーランドドル5.1円など
この手数料は金融機関によって異なっていますので、安いところを選ぶのも大切です。
(一般的にネット銀行が安い)
外貨普通預金より定期預金の方が金利が高いのですが、外貨定期の場合は満期時でないと
円に戻すことが出来ません。為替のタイミングを見計らって為替差益をねらうのであれば
いつでも円に換えられる普通預金の方がいいでしょう。
同じように外貨で運用するものに外貨MMFというものがあります。
こちらは一般的に為替手数料が預金に比べて安い
いつでも解約可能ですので、外貨預金よりはメリットがあります。
今回定期預金をするつもりで行ったら、外貨預金を勧められたということですが、
この資金はいつごろ使う予定のものでしょうか?
使途が決まっているものでしたら、円定期の方が無難です。
円か、外貨、どちらかという選択ではなく一部のみを試してみるといい勉強になるでしょうが
外貨預金で資産を増やすということは考えない方がいいでしょう。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外貨預金よりも外貨MMFをお勧めします
なかま様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
外貨預金とは、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど外貨建てで行う預金です。外貨ベースでは元本割れすることはありません。
金利は各通貨の金利水準が反映されます。例えば米ドルであれば、米国の金利水準に基づいて各行が適用金利を決定します。従いまして銀行ごとに適用金利は異なります。
外貨預金は預金保険制度の対象外です。従いまして、円の流動性預金のように元金1000万円とその利子分が保障されていません。
為替変動リスクがあります。預け入れたときの為替、例えば1ドル110円の場合、満期時の為替が1ドル120円であれば、1ドルに付き10円の為替差益が出ますが、100円の場合には10円の差損が出ます。このため、為替変動が大きい場合には、適用金利を上回り、往々にして元本割れが発生します。
リスクでは有りませんが、預け入れ時(円から外貨へ)と満期時(外貨から円へ)に為替手数料が掛かり、この手数料が大きい場合、短期間の預け入れでは元本割れが発生します。
多くの都市銀行では米ドルは往復2円、ユーロは往復3円、英ポンドは往復8円、豪ドルで4円掛かります。各通貨に対する比率は米ドルで1.75%、ユーロは1.80%、英ポンドは3.51%、豪ドルでは3.99%かかります(2007.1.2.28為替レートにて計算)、預け入れ年数で除して、適用金利から引いたものが実質的な金利です。
定期預金の多くは原則途中解約が出来ません。認められた場合には、普通預金金利の適用になります。
従いまして、私は、同じ為替変動リスクを取るなら、為替手数料が安く(通常は半額)、購入後翌日から売却可能で、利回りが高い外貨MMFの購入をお勧めします。通貨ベースでの元本割れリスクはありますが、短期金融商品で運用しているため、リスクは低い商品です。
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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外貨の預貯金
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
外貨の金利は日本国内の金利より高くなっているのが一般的です。
それなら単純に考えれば、国内の金利はあまりおいしくないということになります。
為替を無視して考えればその通りなのです。
だから国内で預金で資産運用を考えるのは全く意味が無く、むしろインフレ分を考慮すれば損をしていることになるのです。
その国のカントリーリスクが高いほど高金利となります。
先進国は比較的低金利、新興国になればなるほど高金利の傾向が強いです。
そんな損をする日本の預貯金などより外国の通貨を使った預金、つまり外貨預金の方が金利だけならかなりお得なのです。
しかし、外貨を考える時に切っても切れない関係が「為替」です。
為替は毎時間毎に変動する為替レートによって決まります。今のレートより円高になれば(例:115円が110円になること)損をし、円安になれば(例:110円が115円になること)得をします。
これは金利とは別に為替差益や為替差損を生み出し、ここにリスクがあります。
もちろんリスクがプラスになれば利益を生むので金利より大きな利益となる可能性大です。
しかし、リスクがマイナスなら損失を生み、大きな損失を生む可能性大です。
株式をできる位のリスクがとれるなら為替相場もいいと思いますが、株は怖いなどと思うなら止めた方が無難です。
なお、預金だからなどと思わないことです。「為替」は「預金」とは別物です。
分からないならやらない方が無難です。でもどうせやるなら手数料の安い外貨MMFの方がお得だと思いますよ。
MMFは公社債投資信託で株式を一切組み入れない安全性の優れたファンドです。
日本円では預貯金程度しか殖えないのでいまいちですが、外貨MMFなら外貨預金と比較になります。一番のメリットが手数料の安さで銀行の半分だと思っていいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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