MMFを始めようと思います。

FPの岩川です、はじめまして。

MMFは国内短期債券への分散投資商品です。
収益を得る目的で利用するものでなく、流動性の確保で利用する商品です。

短期債券での運用なので、長期のお金を運用するにはあまり向かない商品といえます。1年、2年以上であれば、MMFよりも定期預金が有利と思われます。(長期の場合は、株や債券で分散投資をしている投信をお勧めしたいところですが・・・)

ちなみに定期預金と比較して、MMFのメリットは、購入先の証券会社や運用会社、資金を預かっている信託銀行がすべて倒産しても、原則分別管理により直接影響は受けません。(金額に上限はありません)
また、定期に比べ流動性が高いことです。
MMFは1か月を経過すれば、売却の翌営業日に手数料なしで引出しが出来るようになります。

銀行の普通預金に入れるならば、MMFが有利です。

ちなみに、MMFも投信ですから、信託報酬といわれる管理手数料が毎年かかりますが、店頭やネットでの表示される運用実績は、信託報酬差引後です。

初めてならば、目論見書をよく確認の上購入しましょう。

けるひょさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

MMFにつきましては、0.5%程度と比較的利率も良いため、私の会員の方にも取り敢えずの預入先としてご提案している金融商品です。

口座開設から購入までの手続きは、銀行に口座を開設するのと変わりません。

尚、MMFを購入するに当たり注意していただきたい点としは、
・預入後一ヶ月間は解約できない。
・元本保証の金融商品ではない。
などとなります。

元本割れが気になると思いますが、過去に一回だけ元本割れがあり、以降設定ができなくなってしまったことがありますが、今は元本割れしないように十分気を遣って運用していると思いますので、過剰に反応する必要はないと考えます。

以上、思いつく程度で書かせていただきましたが、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

けるひょ様 ファイナンシャルプランナーの吉野充巨です。

前回のご質問回答に沿い、MMFから始めて頂き恐縮です。
資産の形成では、継続が重要です。小額でも積み重なれば大きな資金が貯まります。これをスタートにMMFを毎月積立でご継続下さい。

MMFの購入では、運用先の選定が成果に繋がります。現在、検討中とのことですが、既にMMFの運用成績はお調べになったと思います。まだの場合はMMFで検索すれば各社の成績を比較できます。
宜しければ此方の本日の記事もご確認下さい。
http://markets.nikkei.co.jp/fund/index.aspx

MMFは投資信託ですが、購入の際の手数料も要らず、換金も購入後1ヶ月経てば無料です。
証券口座開設には、ご自分の取引銀行と振込銀行をお確かめ下さい。他行扱いになると振込手数料が発生する場合があります。利回りが高くないので費用か掛からないことをお確かめ下さい。