運送会社とのパートナー契約の可否について

なんせ 様

お若いのに飲食店経営に乗り出そうとされているのですね！

タイトルにも書きましたが～
基本交渉する事は出来ます。

但し、実績がない場合や物量が少ないなどでは一切値引き交渉は不可能です。
ちなみに、Ａｍａｚｏｎも当然ですが、佐川急便やヤマト運輸を使っていますし当然の如く価格の交渉を行っております。

但し、年間に配送される「物量」は例にとるとヤマト運輸で全体の3分の1にあたる数十億個と言う単位になります。

それ以来、あまりにも配送個数が増加したため配送会社は契約当時の価格を値上げしようとしたところＡｍａｚｏｎ側は反対を主張しましたが・・・
その結果、配送会社は契約を解除すると言う道を選択肢した所Ａｍａｚｏｎ側は折れる羽目になったと言う経緯をご存知でしょうか？

この様なことは一時社会現象のニュースにも取り上げられております。

この様なことからもわかるように、なんせさんが年間配送を数万件する程度でも価格の交渉は無理があります。
まして新規に始めるとなればなおさらのこととなります。

世の中は何でもかんでも価格競争の時代ではなくなってきています。

つまり～
掛るものは掛る！（コストの事です）
と言う時代に変化してきていますから精々、飲食店の実績を積み上げる事が先決ではないでしょうか？

なせんさんの事業について、アドバイスになればと思います。

『酒蔵から日本酒を仕入れて飲食店に販売する事業』
まず、アルコールを販売するためには、酒販免許が必要です。
こちらは検索すれば条件がわかりますので、該当するのかどうかを見てください。

ネット販売の場合でも、通販信用の免許が必要かと。

仕入れて倉庫から発送する場合、商品管理のことは理解していますか？
日本酒は、温度管理も大切です。温度管理のできる倉庫が必要ですし、生酒などはクール便で発送となります。運送会社はどこでも契約すればそれなりに安くはなります。

ネットで注文を受け、酒蔵からお客さまに直接発送、が一番いいかと思いますが、その場合はそのサイトの閲覧がポイントになります。いわゆる「上位にあがってくる」対策です。

事業内容を「送料」ではなく、どんなサービスを提供するのかという視点でもう一度整理しなおすといいかと思います。