対象:住宅設計・構造
初めまして。ご質問させて下さい。
新築で軽量鉄骨造3階建賃貸アパートの1階4室あるうち、2室を繋げた20坪で店舗と考えております。
軽量鉄骨造は壁を取り2室を繋げることは可能でしょうか。
壁を取ることができない場合、柱でも対応できるのでしょうか。
また、階段室への入口はフラットになっておりますが、1階の部屋部分は60cm位上がっております。
給排水管を収めるためだとは思いますが、1階の店舗部分はフラットにして段差なく入れるようにしたいのですが無理なのでしょうか。
申し訳ございません。宜しくお願い致します。
らくみるさん ( 広島県 / 女性 / 56歳 )
回答:1件
自宅の一部を店舗変更とお考えの方
(過去ログへの回答)
鉄骨造において鋼材の厚みが6mm以上のものを重量鉄骨、6mm未満のものを軽量鉄骨と仕分けるのが一般的で、建物の規模によって使い分けられています。
重量鉄骨造はスパンを広げて設計することが出来るので、スケルトンインフィル住宅にも向いていますが、軽量鉄骨造は木造住宅同様、内部の壁を弄る際は注意が必要になります。
3階建てということは建築確認時に構造計算書も提出されていると思いますが、ハウスメーカーなどが建てた軽量鉄骨造の場合は部材が規格品のケースもあり、間取り変更が規制されることもあります(保証なども含め)
コロナ禍で自宅の一部を店舗にして経営したいとお考えの方も増えると思いますが、給排水設備変更などの問題以外にも
・用途地域による店舗営業の可否
・異種用途による防火区画の必要性
・用途変更の届け出の有無
・厨房設備箇所と上階との排煙・耐火・避難などの検討
などチェック項目が多いので、クリアした上での実行が重要です。
不動産会社に設計事務所が併設されていれば上記の相談も可能ですが、無い場合は図面確認や実際の建物を調査できる専門家にご相談されると安心ですね。
ご参考にして頂ければ幸いです。
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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