対象:住宅設計・構造
今度入居予定のアパートがあるのですが、傾斜地に立っており、高低差が2メートル弱くらいあります。
熊本地震もあったため、そこの地盤を調べたところ弱いそうです。(震度5弱~6弱クラスの揺れ)
築年数は3年で軽量鉄骨、全2戸、2階建てで、うちは2階になります。
一応、不動産屋さんに地震の対策がなされているか尋ねたのですが、基本的な耐震の処置はしてありますということでした。杭は何本かは分からないそうですが、入ってはいるそうです。
専門的なことはよくわかりませんが、盛り土をしてあるそうで、何となく大丈夫なのだろうかと心配です。
しかし、いろんな部屋を見て回った中でも一番日当たりも良く、夫が気に入っているため、多分この部屋に決まりそうなのですが、
夫も擁壁をしてあるから大丈夫といいますが、外から見た感じと、今まで傾斜地に住んだことがないため、何となく不安があります。
2メートルの高低差で基本的な耐震工事をしているのなら、大丈夫なのでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
ソイココさん ( 熊本県 / 女性 / 47歳 )
回答:1件
傾斜地への新築設計
(過去ログへの回答)
熊本は4年間住んだことがありますが、台風の通り道だったり先日の大地震や球磨川の氾濫など自然災害に見舞われ皆さん大変な思いをされてます。
傾斜地ではがけ崩れの可能性を秘めているので、建築時には崖条例などで擁壁の構造計算および建築物の基礎による影響や杭工事検討などを建築士が行っていると思います。
既に崖地に建築されているマンションや家屋をご検討される場合は、「被災宅地危険度判定士」(https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/hisai_t.htm)を持った建築士にご相談されると良いかと思います。
擁壁の状況に異変が見られないか、違反している高さでないかなどチェックし、ハザードマップと併せて検討されると安心ですね。
(ハザードマップとは? 台風や大雨の水害リスクから考える住まいの探し方)
https://www.homes.co.jp/cont/living/living_hazard001/
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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