対象:ペットの医療・健康
3月に10歳になるミニチュアピンシャー♂を飼っています。
小さい頃から冬になると抱き上げるだけでキャンと鳴くような日があり、近くの動物病院でステロイドを打ってもらい次の日回復するというような日々が年に1回程度ありました。
レントゲンでは異常は見つからず椎間板ヘルニアを疑われていましたが、CTやMRIはとらずに年に1回程度のことなので、ステロイドとうまく付き合って行こうと思っていました。
今年の元旦になんの前触れもなく、また抱き上げるとキャンと鳴くようになりました。
年始のため、3日に別の病院に行きステロイドを打ってもらいましたが、今までになかった痛がる鳴き方が続き、夜中でも泣き続け眠れなくなったようです。
薬ももらいましたが、改善せず、先生には首を痛がっているようだと言われました。
たしかに散歩の歩き方がずっと下を向いて歩いていました。
頚椎ヘルニアの可能性があるといわれ、首のコルセットをつけてもらいましたが一向に改善されず、大きな病院でCTとMRIを取っていただき頚椎ヘルニアと診断されました。
大きな病院ではコルセットを巻き直していただき、すると鳴くこともなくなりました。
神経が圧迫されているようで、手術をするべきか経過観察中です。
気になるのはだんだんひどくなってきた右前足と右後ろ足です。
柔らかいカーペットなどの上ではナックリングが見られます。
またおしっこやウンチの時も踏ん張ることができずよたつきます。
痛がることはなくなったのですが、良くなるのか、ひどくなることはないのか心配です。
今のところ、散歩中に若干足の甲が引きずられてるかな?と疑う程度ですが、家の中がフローリングのため、滑って支えきれず転んでばかりです。
散歩中も足を怪我しないか心配です。
滑り止めの靴下などを履いたら負担は軽減されるのでしょうか?
先生からは手術しても改善の見込みがないため、手術は保留になっています。
飛び回るのが大好きな子なのに走り回らなくてかわいそうでたまりません。
匿名希望さん ( 女性 / 35歳 )
回答:1件
犬の頸椎椎間板ヘルニアについて
飼い主様のご心配はいかほどかとお察しいたします。
一般に頸椎に生じる椎間板ヘルニアは影響の及ぶ範囲が広いので、前肢や後肢の動き方に麻痺や機能障害がみられるほか、痛みが生じそれが全身に響くところが特徴であると思います。
高度画像診断の結果、手術という選択肢が取れない場合は、理学療法や内科療法が主となってきます。鎮痛剤や、場合によってステロイド、歩行治具などを使って生活に不便が出ないようにしていくことが多いです。
鍼による治療を当方は行っておりますが、外科手術が困難な症例で痛みの緩和や歩行状態の改善する例があります。
個体によって差がありますので、一概に図れない部分がありますが一手段としてご検討下さいませ。ご回復をお祈り申し上げます。
回答専門家
- 増田 国充
- (静岡県 / 獣医師)
- ますだ動物クリニック 院長
西洋医療・東洋医療の両方の視点で獣医療に取り組みます
静岡県で動物病院を開業しております。当院では漢方や鍼灸をはじめとした東洋医療を獣医療に取り入れ、現在県内外からご来院いただいております。鍼灸や漢方に関するご相談やメディカルアロマテラピーなどにも力を入れております。
(現在のポイント:-pt)
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