対象:ペットの医療・健康
犬の頸椎椎間板ヘルニアについて
2019/02/07 13:03
飼い主様のご心配はいかほどかとお察しいたします。
一般に頸椎に生じる椎間板ヘルニアは影響の及ぶ範囲が広いので、前肢や後肢の動き方に麻痺や機能障害がみられるほか、痛みが生じそれが全身に響くところが特徴であると思います。
高度画像診断の結果、手術という選択肢が取れない場合は、理学療法や内科療法が主となってきます。鎮痛剤や、場合によってステロイド、歩行治具などを使って生活に不便が出ないようにしていくことが多いです。
鍼による治療を当方は行っておりますが、外科手術が困難な症例で痛みの緩和や歩行状態の改善する例があります。
個体によって差がありますので、一概に図れない部分がありますが一手段としてご検討下さいませ。ご回復をお祈り申し上げます。
回答専門家
- 増田 国充
- ( 静岡県 / 獣医 )
- ますだ動物クリニック 院長
西洋医療・東洋医療の両方の視点で獣医療に取り組みます
静岡県で動物病院を開業しております。当院では漢方や鍼灸をはじめとした東洋医療を獣医療に取り入れ、現在県内外からご来院いただいております。鍼灸や漢方に関するご相談やメディカルアロマテラピーなどにも力を入れております。
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