対象:住宅設計・構造
リビング階段でリビングから真っ直ぐ階段が始まっていて、11段は真っ直ぐ、残りの3段は右にカーブしています。ですが、上りって6段目で頭をぶつけます。私の身長は167センチです。
頭を屈めて通らないと通れません。下りてくるときも5段下りたら目の前は壁です。胸とお臍の真ん中位まで壁があります。
勿論こんな階段になるなんて説明も受けてませんし、途中で私が階段低くないですか?と指摘してもそのままでした。結局そのまま完成し担当の方からもごめんなさいね。で終わってしまいました。それから4年経ってしまいました。この階段は図面等を見て頂けばリフォームとかで直すことは可能なのでしょうか?可能なのでしたらどういったところに頼むのがよいのでしょうか?
ゆずりはさん ( 千葉県 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
建物の構造はなんですか?
大阪で設計事務所をしています。福味と申します。
建物の構造は何でしょうか。また二階の間取りのどの部分が階段を邪魔しているのでしょうか。在来木造で押入れ等であれば比較的簡単に改修は可能かと思いますが、木造以外の構造であれば、少々厄介です。
と云うより、「ごめんなさい」で済まされない欠陥かと思います。設計図書通り施工されているのであれば、設計した建築士の責任を追及すべきです。また、設計図書と違って施工されているのであれば工務店の責任です。本当は竣工引き渡しの前に問題にすべきでしょうが、今からでも一度法律家にご相談されては如何でしょうか。住み始めて何度頭をぶつけて何度怪我をしたのか具体的な数字があれば問題にし易いかと思います。
出来上がったモノを購入された訳でもないご様子ですのが、本来であれば建築主の味方となるべき建築士(設計事務所)の姿が見えて来ません。設計図書の不備如何に関わらず少なくとも監理責任は追及されるべきです。
私のホームページに建築紛争事例を掲載しております。宜しければご参考に。
http://www.green-h.org/oadon/sippai.html
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
(現在のポイント:-pt)
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