対象:住宅設計・構造
以前マンション管理規約を知らず、コンクリート戸境壁にドリルで穴をあけ、プラスチックプラグを入れ絵を飾りました。おそらく3から4センチのため鉄筋に届いてる可能性はあります。当たっているかは不明。現状復帰は必要と思いますが、様々調べると穴は小さく大きな問題はないような記述がありましたが、万が一鉄筋に当たって接触していた場合、プラグとネジを差しこみ使用していても、鉄筋への悪影響はないのでしょうか。(腐食、錆等)使用しない穴は塞ぐ必要があるが、使用していれば問題ないとの記述もみつけました。穴をあけ使用してから10年以上たっているため心配になり、質問させて頂きました。
知らずとはいえ後悔しています。
心配でたまらず質問させて頂きました。
doragon1さん
(
京都府 / 男性 / 38歳 )
回答:1件

深澤 熙之
建築プロデューサー
2
コンクリート壁へのドリルで空けたビス穴について
コンクリートにこのくらい(3cm~4cmの長さで直径3mm~4mm)ビスを打ち込むを打ち込むのはそれほど、心配しなくて大丈夫ですよ。
これくらいの事でコンクリートが逆に大きなひびがはいったりするようであれば、コンクリート事態に問題があります。
もし、コンクリートに問題があれば、震度5~6くらいの地震で大きなひびやひずみが起きたりまたは、築10数年で錆が流れてきているという状況が起きているとしたら、それこそ、問題であります。通常の建築基準法どおりの耐震基準で建ててあるコンクリートの建物であれば、60年以上は耐久性があるように建ててありますので、ご心配はないかと思います。
但し、あまりも大きい(10cm以上とか15cm以上)穴が空ける場合は躯体壁部分の耐震基準の強度が下がる、または大きなヒビ割れが地震の際起きるという心配があるため、むやみに大きな穴を空けるのは避けたほうが良いという事になります。
マンションの場合は躯体壁自体のコンクリートの穴にドリルで穴を空けビス止めしたい場合や、増改築する場合は事前にマンションの管理組合に報告した上で承諾後でないと工事はしてはいけない等の規約を定めている場合が殆どですので、
何か工事等を含めて行いたい場合は事前に管理組合に報告して承諾或いは承認を受けなければなりません。
基本的にマンションのようなコンクリート建物の場合、新築で建設後、エアコンを通す場合の穴5cmくらいの大きさであっても、穴は空けてはならないという規約を定めているケースが殆どです。理由はマンションの壁の厚さ等は建築基準法における耐震基準に基づいて、地震が来ても耐えられるような強度のある躯体壁の構造になってないといけない為、
ドリルでビス穴を空ける振動がでるような工事は必ず、管理組合に届けて事前に報告して承認を受けなければならないというような規約を定めています。
今後の為にも管理組合の規約を今、一度、確認をされておかれたほうが良いかと思います。
評価・お礼

doragon1さん
2018/01/24 20:55とりあえず少し安心しました。
さっそくのご回答ありがとうございます。
ただ、今後管理組合等に伝えると大きな問題にならないか心配です。
とはいえいつかは伝えないといけないとはおもいますが。

深澤 熙之
2018/01/24 21:11評価有難うございます。大きな問題にはならないと思います。
大きな問題になるほどのないかと思いますが、今後に何かリフォーム等を行う場合は管理組合に報告または確認をされて事を進められら良いかと思います。
(現在のポイント:-pt)
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