対象:お金と資産の運用
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現在、45歳(公務員:年収650万)で、妻が35歳(専業主婦)です。最近、結婚したばかりで、まだ子どもはいませんが、3人欲しいなと考えています。普通預金に1500万ぐらいあるのですが、将来のこと(定年退職60歳以降)を考えると、子どもの教育費と自分たちの老後の生活費(年金額が月16万ぐらいと考えています)が定年後に重なるため、今から準備をしなくてはならないと思っています。ちなみに、3人子どもには大学まで行ってほしいと思っています。
そこで、普通預金にある1500万を定年後に使えるように、何らかの方法で先送りしたいと思っているのですが、どのような方法が最善でしょうか?今、思いつくのは、A:生命保険(終身保険)、B:積立投資信託の2つです。当初、書店で「ほっといていても増える」と本に記載しているものを読み、Bで進めていこうと考えていましたが、そんなにおいしい話があるはずがないと思い、手が出ていない状況です。Aに関しては、円建てと外貨建てを保険の窓口で紹介されましたが、円建てだと物価が2%ずつ上昇していくことを考えると、表面上は増えているように見えても今の貨幣価値と変わらないかそれ以下になるのではないかと思い、外貨建ての方がいいかなと思いますが、お金が欲しいときに円高円安のどちらになっているのか分からないため、今悩んでいます。なお、確定拠出年金も視野に入れて考えなくてはとも思っています。
何か良いアドバイスを頂きたいです。よろしくお願いします。
yamatoraさん ( 山口県 / 男性 / 45歳 )
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久保 逸郎
ファイナンシャルプランナー
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外貨を含めて、生命保険は選択肢から外して正解です
yamatora様
はじめまして。
FPオフィス クライアントサイドの久保逸郎です。
ご質問にお答えさせていただきます。
まずA:生命保険(終身保険)は選択肢から外していただいて正解です。
現在はマイナス金利が導入されている超低金利時代です。
このタイミングで生命保険(終身保険)に加入をすることは、長期にわたって低金利を固定してしまうことにつながります。
また、インフレ目標の2%には到底及びませんので、この点を考慮すると実質的な資産価値が下がってしまう可能性も高いでしょう。
外貨建ては米国(米ドル)・EU(ユーロ)・オーストラリア(豪ドル)はこれから金利が上がっていく可能性があるタイミングなので、今は外貨建て保険に加入をするのはやめたほうがいいですね。
このタイミングで外貨に投資を行うとしたら変動金利の商品や、投資期間の短い短期債などに絞るべきです。
積立投資信託や確定拠出年金は資産形成手段です。
投資対象の選定によっては良い選択になると思いますが、現在普通預金にある資金の有効活用という点では、これから積立だけを行うのは資金効率が悪いように思います。
それに右肩下がりのケースもあり得るため、必ず増えていくものでもありません。
一定レベルの知識は必要になりますし、定期的なチェックも欠かさないほうがいいと思います。
基本的にはライフプランを作って目標利回りを決めて、そこに向けて資産運用の具体的な
計画を立てる流れで行っていただきたいと思います。
目標利回りが高い場合は株式等をある程度多めに組み入れて、リスク(価格変動)をそれなりに許容しないといけませんが、2%程度の利回りが目標であれば小さいリスク(価格変動)でも十分に実現できると思います。
ここでは具体的な紹介は控えたいと思いますが、そのような安定的な選択肢はたくさんありますよ。
何か一つでも参考になる点があれば幸いです。
FPオフィス クライアントサイド
久保 逸郎
http://www.fp-office.com/
(現在のポイント:-pt)
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