対象:不動産売買
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不動産投資を個人事業主、合同会社どちらで始めようか迷っています。判断基準は、どちらの方がキャッシュフローが得られるかです。条件は以下の通りです。
・私は会社員で源泉徴収票の支払金額は1,600万円、退職まで10年、今後は減っていく
・購入予定物件はマンションで3,500万円程度、家賃は月15万円を想定
・購入金はすべて自己資金、今後も融資を受ける考えはない(節税を最大限行いたい)
・今後も同程度の物件を最大2件購入迄の範囲
・現在、賃貸住宅に月21万円で居住中(社宅にすれば節税)
ご指導、宜しくお願い致します。
カルミネさん ( 東京都 / 男性 / 54歳 )
回答:1件
不動産投資の事業主体は、個人か、法人か
不動産コンサルタント&FP野口です。
不動産投資に法人設立を推奨する出版やセミナーが開催されたりしています。
カルミネ様が、合同会社を指向されたのもこれらによるところが多いのではないかと憂慮します。
結論は、カルミネ様が取得されようとする現在の状況や今後の予定が詳しく判りませんので、キャシュフローが描けません。短期でなく、10~30年のライフプランが欠かせません。
不動産投資の法人化には、税務当局も厳しい見解を示して慎重であるべきと思います。
しかし、税制は法人に有利に方向にあります。
法人税・地方税(合同会社含む)所得(収入とは異なる)800万以下15%、800万以上25.5%
個人事業は195万以下は5%から、段階的に900万23%、900万以上33%----max45%です。
カルミネ様は、大変高額年収で節税が頭によぎるのも無理ないのですが、給与収入が1,600万であれば、地方税含め約380万程度と推測いたします。現在取得されようとしているマンションからは180万の収入が見込めますが、所得はそれほどでないでしょう。3戸取得で所得が見込めると予想します。
カルミネ様の賃借料を全額会社負担には、無理があると思います。
種々の費用がある程度会社負担になる事はあるでしょうが、前述のような見解ですから、不動産投資に強い税理士や専門家に具体的にご相談ください。
借入なく不動産投資は歓迎する者です。
要点は、物件の選択と長期のキャシュフローが肝要です。
回答専門家

- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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