対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
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お忙しいなかご覧頂きありがとうございます。保険について疑問があり質問いたしました。
30歳女性既婚、共働きで子供はおりません。
結婚を機に今後の生活設計を考えようとFPのマネーセミナーに出席、その後の無料相談で、FPの経歴や自信に満ち溢れた態度に心を奪われ、その場で言われるがまま保険に契約してしまいました。
1.生命保険
アクサ生命のユニットリンク月1万円
2.個人年金
マニュライフ生命のこだわり個人年金外貨建て 豪ドル月1万円
契約後からモヤモヤした気持ちが拭えず、自分なりに勉強したところ以下の疑問が湧き、保険を解約をすべきか悩んでいます
1.ユニットリンクについて。
FPからは保険の税制上のメリットと、10年で払済みにし、景気の波を越えて好景気の時に解約すればよいと言われました
それならばNISA口座で積立投信のインデックス投資で十分でないか
2.個人年金 豪ドル積立
こちらも10年で払い済みをすすめられました。でも10年で払い済みなら個人年金の意味は…と思っています
豪ドルより米ドルにしておけば…とも思っております。
保険の内容に疑問を覚え、信頼していたFPを全く信用できなくなりました。
今解約してしまい数万円を捨てるべきか、10年で払い済み解約なら徳は少なくも損をする事もないのかもと悩んでおります。
ご専門の方からアドバイス頂戴できればと思い書き込み致しました
あずきあんさん ( 千葉県 / 女性 / 29歳 )
回答:3件
保険を今解約するか、判断にあたっての考え方です
あずきあん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、どんな選択肢にも、メリット、デメリットの両面がありますので、お書き頂いた内容が、必ずしもダメな選択とは思いません。
変額保険はコストが高いですが、万一の時の保障が付きますし、年末調整で生命保険料控除の申告が出来たりと、投資信託にはない特長もあります。
豪ドル個人年金も、税制適格であれば、一般生命保険料控除とは別枠で個人年金保険料控除を受けられます。
おそらく、そのFPさんは、保険営業という立場で、出来る限り、あずきあんさんのメリットを考えてくれたのではないでしょうか。
もっとも、そのFPさんが自らの手数料を全く意識しなかったかというと、それは違うと思います。
相談は、無料で、保険の手数料も考えなかったら、完全なボランティア活動になってしまいますよね。
そのあたり、少し想像力を働かせて、大人の理解のもと、判断する必要はあったと思います。
“経歴や自信に満ち溢れた態度に心を奪われ、その場で言われるがまま契約してしまった”のは、反省点ですね。
お金にまつわる判断は、感情に流されないことが大切です。
また、仮に積立投信のインデックス投資に取り組む場合も、「感情のコントロール」は重要です。
投信は、決して、右肩上がりで一方的に増えていくものではなく、ただ買えばよい、というほど、簡単ではありません。
実際、金融危機等でパニックになり、損失確定させてしまった事例は、過去のQ&Aにも山ほどあります。
その意味で、変額保険は、解約控除が大きいため、解約の一定の歯止めとなり、長期投資に向くという意見もあります。
いずれにしても、保険の内容に疑問を覚え、信頼していたFPさんを全く信用できなくなってしまったのは、悲しい出来事です。
そのFPさんにも、説明不足があったかもしれません。
もしも仕切り直しをする場合は、有料のFP相談を含めてご検討されてみてはいかがでしょうか。
無料相談に、公平中立を求めるのは難しい面もあります。
個人と個人の信頼関係で成り立つFP相談がもっと普及してほしい、と心から願っています。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
資産形成では分散とコストが重要です。
あずきあん様、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。ご質問にお答えします。
資産形成では、投資対象の分散とコストが重要です。
あずきあん様が勉強なされた通りです。お考え通り解約をお勧めします。
あずきあん様の投資目的に合致していない銘柄をお買いになられたと拝察いたします。
購入されたものは投資信託を保険というオブラートで包んだもので、それであれば、コストの安いインデックスファンドをNISA口座で積み立てなされることがベターです。
また、将来に備えるための個人年金を目的とされるのてあれば、確定拠出年金を購入されるか、ご自身でネット証券でコスの安いインデックスファンドをご自身のリスク許容度に合わせて分散投資を行うのがよろしいかと思います。
投資金額は1万円以上、1銘柄1000円を単位として、国内外の債券と株式とリートを対象とするインデックスファンドを組み合わせて購入されることをお勧めします。
今回の場合、ご相談者に対して、相手をされた方は、受託者責任が果たされていないように感じますが、もともとあずきあん様は保険の販売者に相談しているため、その方が扱う商品を販売するのは当然ともいえます、
なお、金融庁長官も金融機関に対して、下記のような意見を述べています。
金融庁長官が金融機関に求めるフィデューシャリー・デューティー(受託者責任)とは
https://mng.profile.ne.jp/professional/column/edit/id/170571
参考としてください。
迫間 理哲
ファイナンシャルプランナー
-
保険料控除による効果
あずきあん様
はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの迫間と申します。
担当FPの方がお伝えしている詳しい内容はわかりませんが、間違ってはいないように感じます。
おそらくですがご自身も働かれており収入があるとの事ですので保険料控除による税制メリットを考えたうえでのご提案ではないでしょうか?
参考URL
http://hoken.rakuten.co.jp/life/campaign/150601_nestegg/
専業主婦でなければ、生命保険料控除を活用する事でのメリットは大きいかと思います。
税金の還付は確実なリターンとも考えられます。
支払い金額に負担がなければそのままでも問題ないように感じます。
利回り6%超、支払いを自由に止めたり、始めたり出来るという事が希望でしたらNISA口座での株式を含めたインデックス投資も選択肢に入るかと思います。
ご参考になれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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