対象:一般歯科・歯の治療
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1年程前に銀歯を自費の白い歯(ジルコニア)にしました。
その後、1ヶ月経たない内から歯茎にポツっと膿らしきものができる様になり、4ヶ月後の検診時に歯科医師に相談した所、痛みが無ければ、そのまま様子見るように言われました。根管治療は、痛みが出てから考えれば良いと。
1年後、他の歯の治療で違う歯医者に行った所、白い歯を入れたのはいつかと聞かれ本来一般的にはジルコニアを入れる前に根管治療を行うべき。このままだと良くないと言われました。可哀想にと。
ジルコニアを入れた歯医者にこの事を伝えると、根管治療は完治しないため痛みが出るまでは治療しないのが一般的。と歯科医師の一般的な意見が違います。
何を信じれば良いのでしょうか?
アッキー!さん ( 神奈川県 / 女性 / 39歳 )
回答:1件
堀内 晃
歯科医師
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Re:根管治療と審美歯について
こんにちは、長崎の堀内と申します。
さて、お問合せの件ですが、白い歯をかぶせた後から膿がでるようになられたということですね。
そして、受診した歯科での歯科医師の説明に食い違いがあるということですね。
すべての内容がわかったわけではありませんので詳細はわかりませんが、ご説明しますね。
まず、白い歯をかぶせる場合ですが、根管治療を絶対するという法則などはありませんし、絶対しなければいけないということはありません。患者さまがお急ぎであったり、根管治療をしたくないなどの理由があったり、根管の形が複雑で治療しても完治が見込めない、あるいは、触ることで寿命が短くなる可能性がある場合などは、患者さまと協議のうえ治療しないままにかぶせ歯をする場合はあります。
ですが、歯科医師である我々が良心的に考えるならば、患者さまがよほど拒否をされない限り新しい歯をかぶせる前に根管治療をお勧めすることはあります。
ただし、これは私個人の見解かもしれませんのであしからず。
また、かぶせ歯をする前にはやはりレントゲンを撮影して状態を観察し、かぶせ歯をした後の状態をある程度予測しておく。いわば予後を検討し、患者さまに説明しておくのは、やはり望ましいことかと思われます。
もう一つ、かぶせ歯の治療をされる前の時点での根管治療を保険治療でされていた場合は、やはり成功率は低く、だいたい成功率は48%程度と言われていますし、完治を保証するものではありませんのでこのあたりは、患者さまも歯科医師の側もある程度、理解しておく必要はありますね。
もとに戻りますが、とはいえ、かぶせ歯をする前には、やはり根っこの状態がどうであるかは患者さまに説明しておくのが私個人の意見ですが、必要であると思います。根っこの治療が必要であるかあるいは、根っこの治療をしても難しい可能性があるかだけでも説明しておくほうがいいとは思います。
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