対象:離婚問題
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彼が元妻に払う養育費の額について
2015/11/05 15:07来年結婚予定の彼が元妻に払っている養育費の額についてご相談です。
彼には中学生の子どもが2人おり、親権は元妻、成人まで養育費を払うということで5年前に離婚が成立したそうです。
(離婚理由は性格の不一致だそうです)
問題は養育費の額です。毎月の40万に加え、学費や家の税金なども払っているそうです。
ちなみに彼の年収は3000万くらいですが、それにしても高額ではないかと思います。
ちなみに元妻は最近パートを始めたそうなので、悠々貯金ができるくらいの生活だと思います。
これから一緒に家庭を築きたいのですが、私にとっては不安の種でもあります・・・
この養育費の額は離婚調停で決められたそうですが、この先もまだ同じ額を払うのでしょうか?
もしくは、私との結婚を機に減額できないものなのでしょうか?
この先の大学の学費のことなどを考えるだけで気が重いです・・・
rose-17さん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:2件
減額の可能性はあります。
弁護士です。
まず、調停で養育費の額について合意した以上は、この合意はとても重いものです。
いくら現時点で不当だと思っても、不払いすると大変なことになりますから、注意して下さい。
ただ、調停以後、再婚した、子どもが産まれたといった事情があると、
減額請求が認められる可能性があります。
率直に言えば、前の家庭の子よりも目の前の家庭の子を養う方が優先されるためです。
貴女の年収やお子さんの年齢、元妻の年収等、様々な要素がからんできますので、
ここで明確な回答はできません。
具体的な事情を添えて、養育費減額の調停が申し立てられないかどうか、
弁護士にご相談ください。
評価・お礼
rose-17さん
2015/11/05 16:51鬼沢様、
早速のご回答をありがとうございます。
調停で決まったことは絶対なのですね・・・減額の申し立てもなかなか大変そうですね。
とても分かりやすいご説明で納得いたしました。
どうもありがとうございました。
回答専門家
- 鬼沢 健士
- (茨城県 / 弁護士)
- じょうばん法律事務所
詐欺サイトと日々、戦う弁護士です。
詐欺サイト被害の返金を重点的に取り扱っています。被害に遭ってしまった方は諦めず、お気軽にお問い合わせください。その他、不貞慰謝料請求、労働案件(被用者側)を重点的に取り扱っています。
養育費の減額について
◆彼には中学生の子どもが2人おり、親権は元妻、成人まで養育費を払うということで5年前に離婚が成立したそうです。(離婚理由は性格の不一致だそうです)
※参考情報ですが、養育費は子が15歳になると養育費算定表相場が増大しますので、それに伴って増額請求が来る場合があります。
◆問題は養育費の額です。毎月の40万に加え、
※年収3,000万円で14歳未満のお子さんが2人居る場合、一般的な係数で算定すると43万円程度になります。
◆学費や
※学費は養育費に含まれます。
◆家の税金なども払っているそうです。
※財産分与をどのように決定したのかにもよります。
◆ちなみに彼の年収は3000万くらいですが、それにしても高額ではないかと思います。
※前述しましたが、養育費に関しては手計算で計算すると相場より安いです。
◆ちなみに元妻は最近パートを始めたそうなので、悠々貯金ができるくらいの生活だと思います。
※元妻(権利者)の収入も反映されるのでパートの収入額にもよりますが、加味して再計算してみるのも良いかもしれません。
◆これから一緒に家庭を築きたいのですが、私にとっては不安の種でもあります・・・
※それらを含めて『彼』です。
出費を抑える(節約)のもあなたのあなたですが、更なる収入アップをサポートするのもあなたです。
◆この養育費の額は離婚調停で決められたそうですが、この先もまだ同じ額を払うのでしょうか?
※元妻から増額の申立、彼から減額の申立ができますが、調停で決定しているのでどちらの申立もなかなか難しい申立になります。
◆もしくは、私との結婚を機に減額できないものなのでしょうか?
※あなたを扶養にすることで若干金額が変更されますが、微々たるものです。
あなたとの間に子供が出来て更に扶養家族が増えればそれも減額の要素にはなります。
◆この先の大学の学費のことなどを考えるだけで気が重いです・・・
※調停で決まったから払わなくてはならない…ということは、調停で決まっていなければ支払う必要がないということでもあるのです。
【所見】
どうしても養育費の額を下げたいのであれば、3,000万円の収入を捨て、転職し収入を減らすことで減額申し立てに追い風が吹くことはあります。
しかし3,000万円の収入はなかなか捨てられないでしょう。
それによりあなたとの新生活もかなり圧迫すると思います。
視点を変えると…あなたの彼は、元妻のサポートにより3,000万円の収入が得られていたともいえます。
であれば、これからはあなたのサポートで3,000万円の収入を更にアップできるようにサポートしてあげることもできます。
減額申し立てが難しければ、当然増額申し立ても難しいものです。
現在の彼の収入を16%アップすることができれば養育費はクリアになります。
ほんの数万円の減額に期待するより彼の仕事の成功や出世を応援してあげた方が有意義な新生活を送れると思います。
頑張ってください!
評価・お礼
rose-17さん
2015/11/05 19:25芭蕉先生様、
応援のお言葉までいただきありがとうございます。
補足なのですが、元妻は養育費以外にちょこちょこ彼に請求しているのです。
例えば、子供の合宿費用や塾代など。彼は子供に会わせてもらえなくなることを恐れ支払いに応じているようです。
でも、そんなことを気にしながら生活していても、誰も幸せにはなりませんよね。。
ここはやはり先生が仰るように、微々たる減額に期待するよりも、彼をサポートし成功を応援する方が、精神上にもよいのだと気付かされました。
これからは気持ちを切り替え、彼を応援し、私も仕事を頑張ろうと思います。
とても分かりやすく、そして素敵なご回答をどうもありがとうございました!
回答専門家
- 芭蕉先生
- (宮城県 / 恋愛心理カウンセラー)
- 大人の恋愛相談室 マスターカウンセラー
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