９月に腎結石が発覚、定期的検査について

人生・ライフスタイルペットの医療・健康 2014/10/10 19:53

はじめまして。愛猫オス12歳になる去勢済みの子が9月のエコー検査で腎臓に石があるのが見つかりました。8月の始め血尿と細菌が尿から出てそれから抗生物質と食事療法を始め抗生物質を約半月飲むと細菌は消えましたが微量の血尿が消えないとの事で食事療法を続けていました。ロイヤルカナンPHコントロール、オルファクトリーを与えていました。それから9月頭採尿検査、診察した際血尿はようやくなくなったのですが定期検査でのエコー検査で腎結石になっているのが発覚してしまい、それからまだ療法食を与えています。元から愛猫は食が細かったのですが今年4月頃体調を崩し痩せてしまいかかりつけに行っても全く治らなかったので転院して尿路疾患の病になっていたのがわかったんですが腎結石は大きくならなければ経過観察と今の先生に言われ一ヶ月後にまた検査しに行くことなっていて今月また行くのですがもし腎結石で石が大きくなっていたら愛猫は何らかの症状を訴えてくれるんでしょうか？今のところとにかく尿を出して溶かせれるよう、膀胱へうまく落ちてくれる事が1番と言われましたが心配です。療法食を与えてると前より尿の回数も増えてるので腎不全にならないかも不安です。私が愛猫にしてあげれることはなんでしょうか？あと一度痩せた体重は戻るのにやはり時間はかかるのでしょうか？

ちゃんあいさん（岡山県 / 女性 / 26歳）

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Ｒｅ：９月に腎結石が発覚、定期的検査について

2014/10/14 17:43 詳細リンク

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腎結石は腎機能に影響を及ぼすサイズでない限り、外科手術などの積極的な治療は行いません。腎臓内を大きく占めるものでなければサイズをこれ以上大きくしない治療を行います。治療に関しては食事療法が重要になりますので、現在の治療を続けながら腎臓の機能を血液検査で定期的に評価し、尿の状態を尿検査で定期的に評価する事が重要です。腎結石の進行が必ずしも症状発現にはつながらないため、しっかりと定期的に評価しましょう。

尿石症の療法食は利尿効果を持ちますので、ご不安になられるかもしれませんが、それよりも腎結石の存在がより重篤な症状を引き起こす可能性がありますので、尿石症の治療を優先し、定期的な腎臓機能の評価で悪化が見られれば食事の変更は検討してもよいかもしれません。

体重の減少に関しては猫が高齢なこともありますので、回復まで時間がかかるかもしれません。加齢に伴って全身の筋肉量の低下が起きますので、体重も減少します。今回の病気が快復したとしても体重が完全に戻るかは分かりません。

ただ、腎結石は長年付き合っていく病気ですので、しっかりと栄養管理を行い病気と向き合っていきましょう。