猫の便秘、怯える

ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。

猫は犬よりもトイレの躾は簡単ということがよく言われますが、上手く行かなくなった時は改善するのがなかなか難しい問題になることもあります。

今回排泄がしにくくなった原因としては、ゲージの中にいる時に怖い思いをしたということが考えられます。雷や花火の音なども考えられます。

もう一つは排泄した時に痛みを感じるような病気も考えられます。従って、動物病院で診察をしてもらう必要はあるのではないかと思います。

とりあえずはゲージの外にもう一つトイレをおいてみてください。トイレに行くのに抵抗が少しでもあるとそのストレスが蓄積していって、泌尿器系の病気に発展してくる場合も報告されています。猫のトイレはいくつか用意してあげると良いでしょう。

不安傾向があるようなら、当方ではバッチフラワーを使ってトラウマなどを取っていく方法をとっています。とりあえず、病気がないか動物病院で検診をしてもらい、ゲージの外にもう一つトイレを用意してみてはいかがでしょうか。

日曜日に野良猫と対面したときの反応が分かりませんので、回答はとても難しいですが、行動の変化が急にこの日以降に見られているようであれば原因の可能性もあります。

トイレの失敗には、縄張りを主張したいスプレー行動と排泄を間違った場所でしている不適切な排泄の二通りに分けて考えなければなりません。そしてその分析には詳細な情報が必要です。

まずは、一日も早く動物病院で診察を受けられることをお勧めいたします。

行動学的コンサルテーションを受ける場合は、詳細な問診票の記入が必要になりますので、ご希望の場合にはご連絡ください。お送りいたします。