対象:ペットの医療・健康
愛犬(パピヨン♂ 8才)が3日前から何も食べず、ぐったりしています。一昨日病院へ連れて行ったところ、医師からは「恐らく暑さのせいだろう。本当はダメなんだけどアイスクリームやかき氷、ヨーグルト、チーズなど食べさせてみて」と言われ、色々試みたのですが、どれも駄目で、今日一日入院となりました。
自らトイレには行けるのですが、ちょっと立ち上がり、歩くとぐったりと床にうつ伏せになってしまいます。水は飲みますが牛乳は口にしません。2年前から僧帽弁閉鎖不全症と診断され薬を飲んでいるのですが、薬を飲むのも嫌がります。レンタルの酸素ハウスに入れると呼吸が落ち着き、しばらく寝ています。
このまま何も食べないで死んでしまったらどうしようと不安で仕方ありません。
補足
2014/06/02 18:10先ほど病院より連れ帰って来たのですが、病院に長時間いたこともあり、かなりぐったりしています。病院では何も食べていないため栄養を補給するための点滴をしてもらいました。医師からは頑張って欲しいと言われ…その子の前では泣きたくなかったので家に帰り、1人トイレで泣きました。何も為す術もない自分が情けなく、愛犬に対してごめんねという気持ちでいっぱいです。
あやこんさん ( 福島県 / 女性 / 28歳 )
回答:1件
Re:愛犬がぐったり
まず、酸素ハウスが必要なほど呼吸が苦しいということですが、これには様々な原因が考えられますので、血液検査やレントゲン検査などを行い原因を特定し、適切な治療法を選択する必要があります。
例えば、身体検査や血液検査の結果、貧血が認められれば、取り込んだ酸素を体内に運ぶ赤血球が不足していることになりますので、体に行き渡る酸素の量も少なくなります。これが酸素室の外では呼吸が苦しくなる原因となっている可能性があります。
あるいはレントゲン検査の結果、例えば肺炎などの異常があったり、胸の中に液体貯留があれば、呼吸をしても必要量の酸素が取り込めず、息苦しくなりますので、適宜治療を行う必要があります。僧帽弁閉鎖不全症の悪化があれば、肺に水がたまり呼吸が苦しくなる、肺水腫という疾患が発生する場合もありますので、レントゲン検査による評価は重要な位置を占めると考えられます。
このようにして呼吸困難の原因が特定されたとしても、ぐったりとして食欲がないという症状の原因は別に存在する可能性もあります。しかしこうした症状は、様々な病気で見られる非特異的なものですので、ご相談内容だけでは原因を予測することは困難です。
したがって、先に挙げた血液検査やレントゲン検査をはじめ、全身の状態の評価に有用である腹部超音波検査や尿検査、便検査などを実施し、得られた結果を総合的に判断して原因を調べる必要があるでしょう。
ただし、状態によっては検査自体が負担になることもありますので、検査の必要性や今後の治療方針について獣医師と相談されることをお勧め致します。
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