対象:ペットの医療・健康
先日野良猫が脚を引きずりながら歩いているのを発見し、いきつけの動物病院へ連れて行き診てもらいました。
この猫は見た感じ大人、野良猫、体重は3.5kg、雌です。(先生による調べ)
猫は発見当初からかなり興奮した状態で、威嚇していましたが
なんとか病院で抗生剤やレーザー(血行や炎症を和らげる効果)などしていただきました。先生からは下半身の骨がやられてるか、もしくは脊髄、骨盤も怪しいかもしれないと通告されました。1週間後にまた来るように言われ、あとは、ご飯が食べられるかどうかということでキャットフードをいただきました。
ですが、食欲がないのかあまり食べてくれません。お水も飲もうとしません。野良猫なので警戒してるのでしょうか。
なにをどうしたらいいのか全くわからないのが今の現状で、なんとかご飯を食べてくれたらと願っています。ましてや、猫は飼ったことがないのでなにもわかりません。
今は家の外で段ボールの中で猫を見ています。家の中では犬を飼っているので中に入れることが出来ません。(犬が以前ダニの病気にかかったため)段ボールは寒くならないような工夫はしています。(夜は車にのせています)
猫はあまり動けないので定期的に様子を見たり、トイレの処理などをしています。もし、よくなれば自分で面倒を見る覚悟はできています。
最初は「フゥー」と威嚇しかしてこなかったけど、病院から帰ってからは威嚇することはなくなり、近寄ると「ニャーニャー」と鳴いています。弱ってるのかな。
ささいなこと、アドバイス、忠告など何でもかまいませんので、専門の方に聞いていただきたいなと思いまして投稿させていただきました。文も乱雑で申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
yami-さん ( 福岡県 / 女性 / 22歳 )
回答:1件
Re:猫の交通事故
肢を引きずりながら歩いていたとのことなので、筋骨格系疾患もしくは血栓塞栓症などの血液疾患(猫の場合原疾患は心臓のことが多い)などが考えられます。
筋骨格系疾患の場合、骨折、打撲、捻挫、脊髄損傷などがあります。
骨折の場合ですとレントゲン検査で評価が可能で、治療には多くの場合手術必要となります。
打撲、捻挫はレントゲン検査での評価が難しく、患部の腫脹・出血、歩様状況、触診などで評価を行います。
治療は炎症を取りながら痛みを和らげ、安静を保つ形になります。脊髄損傷の場合、背骨(脊髄は背骨の中を通っています)の明らかな歪みやズレなどがないとレントゲンでの評価は困難であり、全身麻酔下でのMRI検査が必要となります。治療はこちらも多くの場合手術が必要ですが、投薬で改善する場合もあります。
血栓塞栓症の場合、後足の付け根の脈圧を触知することにより評価は可能であり、治療には投薬が必要です。
主に考えられるのは上記のことですが、その他にも内臓損傷による痛みで足を引きずるという場合もありますのでレントゲン検査や超音波検査が必要となることもあります。
ご飯を食べない理由としては、環境の変化ということもあるかと思いますが、痛みによる食欲不振が大きいのではないかと考えます。筋骨格系疾患の場合、強い痛みがありますので消炎鎮痛剤などの投薬が必要になります。
いずれの場合にも原因を突き止めて治療をする必要があるでしょう。
以上のことをふまえてかかりつけの獣医師にご相談ください。
(現在のポイント:-pt)
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