対象:リフォーム・増改築
平成12年に両親が建築条件付売地で注文住宅で3階建てを購入しました。
父が他界し、母のみとなり年齢も高齢になってきたので同居を考え、
容積率に余裕があったので、増築及びリフォームを行おうと思った所、
確認済み証はあったものの、中間検査及び完了検査を受けていない事が
判りました。
建築主は既に建売から撤退をして物件紹介のみ行ってる様で、工事施工社は既に事業を辞めており、設計者の会社も既に無いようです。
当時、なぜ完了検査を受けなかったかはもう判りませんので、
建築指導課の相談係りに相談した所、増築許可は出せないと言われて
しまいました。
東京都ですが、何とか合法的に増築を行う方法はないものでしょうか?
また、10数年前の住宅で検査済を取得する方法や事例があれば教えて下さい。
ちなみに、建蔽率、容積率は確認済証と同様ですが、一部、
押入れが無かったり、小さいベランダが図面にはなかったりして
しまっています。
補足
2013/02/21 22:271件目の回答を頂いた補足になりますが、1階は鉄骨の木造一部鉄骨物件です。
確認済証には工事管理者が未定となっており、相談係りは確認済証を発行する際には
この部分は未定で後で決定しても問題が無いので申請があれば受け付けると言われました。
書類は行政に提出していると思われます。
親と住みたいさん ( 東京都 / 男性 / 40歳 )
回答:1件
青沼 理
建築家
-
工事写真・施工資料など揃え、建築士とご相談を。
問題は中間検査ですね。
木造3階建ての中間検査は
屋根工事完了時で
軸組や構造金物を確認できるようになんですが
仕上工事が終わっているので
当然見ることができません
最低限でも下記の書るを揃え行政との相談になります。
・基礎鉄筋の納品書など材質が確認できる書類
・基礎コンクリートの圧縮強度試験結果などコンクリートの品質がわかる書類
・基礎配筋、木軸組、金物など確認できる工事写真
・地盤改良を行っていれば施工結果報告書など
あとは、検査責任者と建築主事判断ということになるでしょう
上記の書類が揃わない場合
耐震診断などをしてそれに代えてもらえるかなど
具体的に解決案を探していく作業になると思います。
そうやって、中間検査をクリアにして完了検査へという流れですね。
いずれにしましても
完了検査済証が無ければ、増築の確認申請を受付けてもらえないので
建築士、できれば当時の監理建築士にお願いして
お手伝いしてもらった方が良いと思いますよ。
ちなみに
建築指導課に相談されたとのことですが
建築確認申請は、行政に出されていますか?
民間の確認検査機関の場合はそちらへの相談になります。
なかなか難しい問題で
可能性は高くないと思いますが
頑張ってくださいね。
評価・お礼
親と住みたいさん
2013/02/21 23:14回答ありがとうございます。
可能性が少しでもあるなら何度でも役所に足を運ぼうと思います。
補足にも書き足させて頂きましたが、当時の建築士が見当たらない状態です・・・
何とか、耐震診断でクリアできれば良いのですが・・・
青沼 理
2013/02/22 09:33親と住みたい様
評価ありがとうございました。
チャレンジするとお決めになったのでしたら
多少費用はかかりますが
やはり建築士に依頼した方が近道だと思います。
弊社でも大丈夫ですが
お近くの一級建築士事務所や
建築士事務所協会や建築士会
などに相談されてはいかがでしょうか。
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