対象:住宅設備
21畳のLDK(長方形)のDK(12畳)側にシーリングファンの設置を考えています。(新築予定)
DKとリビングは、中間地点の耐震壁(幅90センチ)で分断されています。
リビング側の上層部はロフトで、DKの耐震壁からロフトの省スペース階段(幅54センチで長さが155センチで、平面図では螺旋状のところも含め幅90センチと長さが155センチで収まります)が螺旋状に伸びている感じです。DKは勾配天井で、ロフトの天井の高さの4,075ミリから31度で下がり天井となっています。また、DKの中間の8畳のところに縦横の梁があり、ちょうど2畳、2畳、2畳、2畳と分断されている感じです。(DKの残りの4畳のうち、2畳はI型の壁つけキッチン、2畳は母屋下がりで最低点が2,000ミリの高さとなっている)
梁とロフトの床の高さは2,675ミリとなっています。また、ロフトは耐震壁のある個所から入口(階段のあるところ)となる予定です。
梁で分断された4面のうち、1面のところにロフトの階段が来る予定です。この面のでぎりぎりの端(羽根の先端とロフト階段の高さとの差異が2,000ミリとなる位置で、梁が交差する中心点にぎりぎり接触しない位置で、天井の高さが3,700ミリ)のところに直径70センチで天井から羽根までの高さが70.8センチのシーリングファンを設置する予定です。
シーリングファンをつけた場合、設置する1面にロフト階段とシーリングファンがつくことになりごちゃごちゃした雰囲気にならないか心配しています。
また、シーリングファンの設置を諦めた場合、空気の循環をどのようにすれば効果的でしょうか?
ボクシル1215さん ( 千葉県 / 女性 / 46歳 )
回答:1件
シーリングファンと24時間換気システムの相性
(過去ログへの回答)
シーリングファンが必要になる環境として、天井高が高いケースが殆どです。
・吹き抜け
・勾配天井
・ロフト
これらが1か所だけある場合でしたらその箇所にシーリングファンを高さ決めして設置すればよいのですが、ご質問者様のような複合的な住環境の場合は注意が必要です。
「新築住宅」において、24時間換気システムが必須となり、設計者は家全体かフロア毎かに想定した上で吸排気の計算をします。
その際、第三種換気(自然吸気・機械排気)であれば、空気の動線を考えているので後付のシーリングファンが空気の流れを乱してしまうケースがございます。
新築注文住宅であれば設計段階で設備も含めたシュミレーションをするので問題ないですが、分譲住宅などの場合は空気の流れを確認することが大切です。
勾配天井における記事を以前執筆いたしましたのでご参考になれば幸いです。
https://www.livable.co.jp/l-note/life/s10642/
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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