対象:会計・経理
昨年度から主人が個人自営業となりました。
昨年度の確定申告は、知り合いに
手ほどきを受けながら申告しましたが、理解できないことも多々あったので自己流に勉強して行く中解決できない疑問が未だに多くあり困っています。
昨年は突然に、準備する間もなく個人事業を始め、帳簿は落ち着いてからと思い数ヶ月間今まで使っていた家事口座を事業にしてしまい、家事用と事業用のお金がごちゃごちゃになりました。。
個人事業になる前は、務めていた会社の給料未納がかなりありました。。
個人事業を始めてから、数回に分けて未払いの給料の振込をしてもらいました。。
事前説明が長くなりましたが、
1.疑問なことは、個人事業以前の給料の処理はどうしたら良いのか
2.途中、個人事業の工事代がまとまってもらえるようになってから、生活費を30万まとめて引き出すようにしたのですが、一部水道光熱費(按分しているため)が事業口座からから引き落としされてしまいます。
その時、引き出した生活費30万円から家事使用分のお金をを引き落とされた口座へ入金しておりました。。
カードも同じく、家事用の買い物分を引き落とし口座へ入金していました。
この場合の仕訳はどのようにしたら良いのでしょうか。
3.このようなごちゃごちゃの通帳内容も通帳どうりに記帳しなければならないのでしょうか。
相殺された部分は記帳しなくても良いのでしょうか?
例えば、
金額を間違えて引き出し、すぐに入金して戻した場合も記帳は必要ですか?
帳簿の役割もあまり理解できていません。。
会計ソフトは
学研の会計詩の簡易伝票入力で記帳をおこなっています。
わかりやすいように教えていただけると嬉しいです。
どなたかよろしくお願いいたします。。
補足
2012/10/07 10:29林様、わかりやすい回答ありがとうございます。
2の回答の中で、確認させてください。
いったん、引落日にカード支払額を全額家事費として処理し、後日暇なときにカード支払明細を見ながら、事業に使った分の修正仕訳を起こす方法。
×月××日(消耗品費)×××(事業主貸)×××
(接待交際費)×××(事業主貸)×××など
事業に使った分の修正仕訳を起こすときの日付はカードの利用日ではなく、引き落とし日と理解してだいじょうぶでしょうか。
逆パターンもあります。
家事用のカードを使って、事業の物を購入した場合はどのように処理したら良いのでしょうか。
間違えて出入金してしまったものは、通帳に横線でOKとのことですが、
事業用口座から子供の学費と習い事の月謝が引き落とされています。
引き落とされるごとに、合計金額を生活費から家事口座へ入金しているのですが、
それも事業とは関係のないものだから、横線で相殺してもいいのでしょうか。
昨年度から青色申告にしています。。
今になって、昨年の帳簿を見ながら勉強していたのですが、間違って記帳していたものや記帳をしていなかったものが見つかりました。
納める税額が変わってくるほどでなければ修正申告しなくても良いのでしょうか?
個人的には通帳の期末残高と帳簿の期末の数字?が合致していないとダメだから、納税額が変わらなくても申告し直さねばダメなのかなと思っているのですが。。
どうしたら良いでしょうか。。
大変でもやり直す覚悟はあります!
oonaoさん ( 茨城県 / 女性 / 41歳 )
回答:1件

林 高宏
税理士
-
帳簿の記帳は自己流で大丈夫ですよ
はじめまして! 税理士の林と申します。
1)事業にまったく関係ないので、何もする必要ありません。
2)事業口座から引き落とされる水道光熱費ですが、いったん全額を
(水道光熱費)×××(普通預金)×××と仕訳し、決算時に決算修正として家事分を、水道光熱費から除くようにしてはいかがでしょう。
(事業主貸)×××(水道光熱費)××× 摘要欄に家事分と記入
毎回按分するより、この方が簡単だと思いますが・・・
カードの支払いは、事業用のものと、家事分が混入されているケースをよく見かけます。
カード代金を事業用の口座から引き落とされている場合、2つの処理方法が考えられます。
1)×月××日(消耗品費)×××(普通預金)×××
(事業主貸)×××(普通預金)×××
以下、カードの明細ごとに仕訳する方法
2)×月××日(事業主貸)×××(普通預金)×××
このようにいったん、引落日にカード支払額を全額家事費として処理し、後日暇なときにカード支払明細を見ながら、事業に使った分の修正仕訳を起こす方法。
×月××日(消耗品費)×××(事業主貸)×××
(接待交際費)×××(事業主貸)×××など
私は、2)の方法が簡単なので、こう処理するよう指導しています。
3)通帳通りに記帳する必要はありません。
間違えて出金し、すぐに入金した場合、私は通帳に線を引き消しています。
帳簿には事業に関するものを入力すれば結構です。カードや通帳など、できれば事業用と家事用にわけたいのですが、最初からそうできるはずありません。そういう場合事業主勘定を利用して家事分をなるべくまとめて除外するのが、記帳を簡潔にするコツです。
記帳に関し、こうしなければならないというルールはありません。正しい決算書を作ることができれば何でもOKですので、自己流で結構です。
また、記帳は毎日コツコツと続けるのが肝要、記帳を溜め込んでしまわないよう1日10分ですませることができる簡単な記帳を心掛けてみてはいかがでしょう。
勘定科目に迷ったら取り敢えず、代表者勘定を使用しあとで代表者勘定だけをまとめて見直すなど・・・
地道な作業ですがマイペースで続けるよう、これからも頑張ってください!
補足
青色申告のことを補足させていただきます。
お話を伺い、真面目にきちんと帳簿をつけようとする姿勢が伝わってきました。
青色申告にはしていらっしゃいますか?
もし、まだでしたら是非青色申告で申告することをお勧めします。
来年3月15日までに税務署に「青色申告承認申請書」を提出してください。
来年分から適用になります。
B/sを組んだら65万円の青色申告特別控除が認められますし、奥さんに専従者給与を出せたり、3年間無料で税理士等の記帳指導が受けられたり、様々な特典があります。
是非、前向きに検討してください。
(現在のポイント:1pt)
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