対象:会計・経理
回答:1件

平 仁
税理士
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情報が足りません。外注でしょうか?店舗内装でしょうか?
ABC税理士法人の税理士で平と申します。
よろしくお願い申し上げます。
さて、お問い合わせの件でございますが、
情報が不十分のため、教えて頂きたく存じます。
開業時に建設会社へ着手金を300万円をお支払し、
開業後に残金100万円をお支払いになられたとのことですが、
この代金は、外注工事としてお願いしたものなのでしょうか?
それとも、自社の店舗内装等のために、工事を依頼したものなのでしょうか?
まず、kuutannさんが建設業者等で、請け負った工事を自社でやりきれないので、
同業者に外注を頼んだ、というケースでは、
開業日 (借方)外注費 300万円 (貸方)現金 300万円
残金支払日(借方)外注費 100万円 (貸方)現金 100万円
となります。この方法を現金主義といい、実務的には一般的方法です。
または、
開業日 (借方)外注費 400万円 (貸方)現金 300万円
未払金 100万円
残金支払日(借方)未払金 100万円 (貸方)現金 100万円
となります。こちらは発生主義といい、理論的に正しい仕訳方法です。
ただし、会計の知識がない方にはあまりオススメしません。
開業前のお支払いも、会社は開業までは存在しませんし、
個人事業でも、事業自体は開業までは存在しません。
仕訳上は開業日の仕訳になるわけです。
また、店舗内装等の工事を依頼したものである場合には、
開業日 (借方)建設仮勘定 300万円 (貸方)現金 300万円
残金支払日(借方)建設仮勘定 100万円 (貸方)現金 100万円
(借方)建物付属設備 400万円 (貸方)建設仮勘定 400万円
となります。建設仮勘定を立てずに直接、建物付属設備で記帳する場合には
最後の仕訳は不要です。
また、発生主義会計であれば、
開業日 (借方)建物付属設備400万円 (貸方)現金 300万円
未払金 100万円
残金支払日(借方)未払金 100万円 (貸方)現金 100万円
となります。
このどちらでもないということであれば、また再質問をして頂ければと思います。
(現在のポイント:-pt)
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