対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 3件
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このたび、妊娠を機に住宅購入を検討してます。
購入物件3600万のローンを組もうと思ってます。
夫:36才 年収320万 勤続4年半
妻:32歳 年収500万 勤続5年
夫はクレジットカードを持っていませんが、過去に遅延履歴があります。
妻はクレジットカードを数枚保有。うち過去にキャッシング履歴もあります。
過去になりますが、結婚する前にマンション購入を考えたときに
5000万近くの事前審査がNGとなりました。
この場合、今回の審査に影響はありますか?
また、返済についても難しいと考えますでしょうか?
ぴぃ623さん ( 千葉県 / 女性 / 32歳 )
回答:2件
住宅購入
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、通常、ローン審査に影響があるのは延滞履歴、転職直後や転職回数、他の借り入れ状況などがあります。
特に、延滞が連続してある場合には、審査上は厳しいものがあります。
ですから、まずはお二人の信用情報を取って現状を把握する必要があります。
その結果、延滞など、審査に影響があるとわかった場合には、何度審査を受けても通らない場合があります。
また、カードローンやクレジット、車などのローンがあると、住宅ローンの返済額に加算され返済比率オーバーとなり審査が通りません。
したがって、不要なカードなどはローン審査前に解約されることをおススメいたします。
以上の点を踏まえると、お二人の信用情報の確認をされて、問題があればその対策を講じる必要があります。
次に、返済に関してですが、この借り入れ額ですと、どうしてもご夫婦お二人で完済するまで働くことになります。
特に、奥様が産休などになれば、ご主人お一人の収入での返済となりますのでかなりの負担になろうかと思われます。
で、この金額はあくまでもローンの返済のみですので、マンションであれば管理費などの負担はプラスになる点は考慮しなくてはなりません。
現状でどうしても住宅購入を希望される場合には、物件の見直しやローンの借入額などを再考されることかと思われます。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
アネシスプランニング
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回答専門家

- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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真鍋 貴臣
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの審査基準と収入の関係について
こんにちは。
香川県で独立系FPをしています、香洋ファイナンシャル・プランニング事務所の真鍋といいます。
本件に関し、私の見解を回答させてただきます。
まず、借りれるかどうかという観点からお答えしますと、銀行は「返済負担率」という指標を元に融資実行できるかどうかを判断します。
この返済負担率とは、顧客が年間に返済に回す金額と、その顧客の収入の割合の事です。
例えば、年収500万円(税込年収)の方が年間に100万円返済する場所、返済負担率は100万円÷500万円=20%という事になります。
一般的に、この返済負担率は25%から40%の間であることを求められるのですが、仮にその他の借入があるような場合、この借入が返済負担率に影響してきます。
ちなみにこれらの情報に加え、就業歴や過去の延滞歴なども参考に、銀行は住宅ローンの審査を決定します。
その基準は各行まちまちですので、何とも言えないところはありますが、要は「このお客さんに貸して帰ってくるか?真面目に返してくれるか?」という部分が審査の決め手になってくると思います。
(ちなみに、銀行は住宅ローンの借入申し込みがあった際、個人信用情報を調べますので、他社借り入れや延滞歴等も全て分かります。)
さて、ご相談者様の場合、まずクレジットの延滞歴よりも年収に対する借入額が過大であると感じます。
3,600万年を仮に35年ローンにする場合、利率にもよりますが年間約200万円近い返済が発生すると想定されますし、家に関することで言えば火災保険、修繕費、固定資産税などの費用も付加されます。
ご主人様の収入だけでは返済がむつかしいと思いますので、ご夫婦で収入合算という形で申し込まれるとして、これから出産→産休を迎えられる奥様の年収を当てにするには、いささか不安定要素が強すぎるようにも感じます。
また、ご年齢が30台中盤ということで、35年ローンを返し終わる時には60台後半から70台前半、現在のようなサラリーを、得続けているという未来図を描くことは、やはり少々むつかしいのではないかと感じます。
以上、当社としましては、お子様の教育費用兼将来の住宅取得費用として、別途資産運用をしながら再度資金計画を練られた方が良いのではないかと思います。
(現在のポイント:-pt)
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