対象:矯正・審美歯科
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福井 只美
歯科医師
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顎関節症のクリッキングの音ですね
顎の関節は、耳の穴の前方に位置します。耳の穴の前に指をあてると口を開けるのと同時に顎が前方に滑走していくのがわかります。構造は関節窩(顎おさまっている穴)そして円板(クッション、座布団のような役割をする)、さらに下顎頭という構成になっています。問題はこの円板がづれていると音がします。これを一般的にはクリッキングと言います。もともと円板には神経や血管はありません。したがって痛みはありません。よくあるのは前方に転位していることです。おそらくひとみさんの場合もそうだと思います。口を開けだすとあごの関節が前方に移動します。そして回転しながら口があきます。その際に前方にずれている円板が下顎頭の上に戻ります。これを復位したと言います。この瞬間に音がなります。この音は指をポキポキ鳴らすのと同じ原理です。そして閉じる時に今度は円板がづれるので小さな音でなります。これは図解しないと説明は難しいです。
もし気になるなら大学病院かあるいは大きな病院にある口腔外科を受信してみてください。X線画像には円板は写りません。口腔外科医が診断して必要があればMRIを撮影してくれます。MRIには関節円板は黒く映ります。これで確定診断が可能になります。なのでMRIのある大きな病院をお勧めします。ひとみさんが記載されているように現在は、運動制限がない、痛みがなく、音だけだと治療の必要がないと言われることが多いです。でもご心配なら口腔外科への受診をお勧めします。

堀内 晃
歯科医師
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Re:顎の治療について
はじめまして長崎の堀内と申します。さて、お問い合わせの件ですが、カクカク顎の音がするということですね。結論から申し上げますと治療はできます。
ただ、原因として横向き寝やうつ伏せ寝、ほほ杖などそして片方で咬む癖などがあるためご本人がそれに気がつかないとなかなか治らないことが多いようです。また、このあたりの癖が治っても顎がすぐになおるわけではありません。やはり専門的に治療できる歯科医院でみてもらう必要があります。ですが、症状をお伺いするかぎりでは、軽度であると思われますので、まず、普段から横向き寝などをしない、ほほ杖などしない、左側でばかり咬まない。あえて言うなら右側7左3の割合で咬んでみてください。そしてなるだけ食事のとき意外は、歯と歯をあわせないようにしてみてください。それでもだめな場合は、ご連絡ください。
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