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為替手数料は米ドルの約9倍くらいかも・・・・
はじめまして、FPの岩川です。
現在ご指摘の通り、トレジャリーポンド(米国国債)は、安定資産を求めた金が集まり、かなり過熱している状態です。
私のお客様でも、1年前に購入した米国ストリップ債などは、130%前後まで上昇しており、一部は売却しています。
さて、比較的解りやすいため、トルコリラ債券の為替手数料を例にあげます。
参考までに米ドルと比較します。
例
1トルコリラ 44円 為替手数料 2円50銭 (手数料率にすると5.68%)
1米ドル 79円 為替手数料 50銭 (手数料率にすると0.63%)
手数料は、米ドルの9倍です。
仮に10%を超える債券でも、1年目は為替手数料を差し引くだけで、受取り金利は実質半分の計算です。
トルコリラ債券は2年など短期がほとんどです。
つまり、売却時も同じ手数料が取られるので、実際の表示金利よりかなり低い受取りになります。
さらに、米ドルなどと異なり、為替の変動も大きいため、目論見と逆方向(円高)に動けば、元本割れとなります。
つまり、今回の見直しは、目的が大きく異なるので、良く把握することです。
ローリスクローリターンが目的なのか?
ハイリスクハイリターンが目的なのか?
何を望むのか?が問題です。
現在、米国債券の金利は史上最低を更新しているので、価格は上昇しています。
次に乗り換える商品のリスクとリターンを見極めてから売却することが宜しいかと思います。
ご不明な点があれば、気軽にご質問下さい。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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