対象:不動産売買
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土地購入と戸建建築を考えています。
土地はセットバックが必要な場合土地で、そこに擁壁がかかっているため
擁壁工事が必要となっています。また、古屋がありますので、
その解体費用もこちらでもつ形です。
それぞれの支払先は、土地(売主)、建物(ハウスメーカー)、擁壁+解体(土木業者)と異なります。※建物と擁壁を分けるのは、金額の都合です
また、決済のタイミングは土地→解体・擁壁→建物本体工事、とバラバラです。
支払いについては、住宅ローンの利用を考えていますが、
上記の通り、支払先とタイミングの異なる対象に対して、
分割して融資実行してもらうことは、可能なのでしょうか?
金融機関によって異なるかと思いますが、
一般的に擁壁と解体にかかる費用をも住宅ローンの対象に加え、
且つ実行のタイミングも分けてもらうよう交渉が可能かどうか、教えてください。
ryuhoriさん ( 東京都 / 男性 / 31歳 )
回答:1件
分割融資
こんにちは、さおとめあきこ総合研究所の早乙女と申します。よろしくお願いいたします。
唐突ではございますが、ご質問についての回答を先に申し上げると、実行のタイミングを分けることは一般的であり、可能です。ただ、つなぎ融資というものを利用するケースが多いので、住宅ローンの内容を良く検討することをお勧めいたします。
住宅ローンは、不動産の仲介業者が紹介してくれるケースが多いと思いますが、ご自身の借入内容、総額に対する借入比率⇒自己資金充当額、によって異なります。
これまでのケースで判断させて頂きますと、解体費用と擁壁工事代金と設計費の一部、並びに本体工事着手金が工事着工前に実行されます。本体工事の途中で、当初建築請負契約時に締結した比率の中間金が実行されます。最後にその他の費用等を含めた融資申込金額が実行されます。
蛇足ですが、土地が仲介ならば仲介手数料、登記時の司法書士の報酬、売主への手付金、印紙代などは現金にて先に支払うと考えます。それらもローンを使うのであれば、住宅ローンではなく合わせ貸しの諸経費(諸費用)ローンを利用することになるでしょう。その場合住宅ローンより金利が高い可能性があります。良くご確認を。
解体費用を現金で行うか、ローンに組み込むかは利用するローンの商品によって異なります。事前にチェックするべきでしょう。
住宅ローンを総額費用の何%まで実行されるのかは人によって異なりますので、その土地においてご自身の希望に沿った建物の建築概算見積を作成してもらい、住宅ローンの事前審査を行い、融資可能金額を把握した上で資金計画を立て、最後に費用が足りない、という事態にならないよう調整すべきでしょう。
不動産の購入に進む諸費用、解体や擁壁工事、設計費用、本体工事、付帯工事、インテリアの購入費、引っ越し費用、登記費用、印紙代などのほかに、建築着工前の上棟式など神事に要す費用も考慮すると良いでしょう。
最後になりましたがryuhoriさんの建設計画がご成功なさいますようお祈り申し上げます。
。
擁壁工事代金については
住宅ローン融資の流れはこちらをご参照になさっては如何でしょう
http://allabout.co.jp/gm/gc/20981/
こちらはみずほ銀行を窓口にフラット35を利用した際のつなぎローンについてのHPです。
http://www.mizuhobank.co.jp/setsumeisho/pdf/flat35_tsunagi.pdf
補足
建築着工前の上棟式など神事に要す費用、と記載いたしましたが、
建築着工前の『地鎮祭や』上棟式など神事に要す費用の誤りです、加筆させて頂きます。
評価・お礼

ryuhoriさん
2012/07/17 12:20分かりやすいご説明ありがとうございました。
回答専門家

- 早乙女明子
- (東京都 / プロファイリングコンサルタント)
- さおとめあきこ総合研究所 所長
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企業従事者向けコンサル。実務経験を踏まえた、人に寄り添う相談対応。企業の経営改善、成長戦略、マンパワーの調整が得意。プロファイリングしながら、各自に適したアドバイス、魅力の引き出しプロフェッショナルなアドバイスをビジネスライクに致します。
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