対象:心の病気・カウンセリング
あとでとかよく考えてみれば、気にしなくてもいいこと、杞憂であるようなことを事がおこる前から気にします。
なので、食事にいくにもそこのお店の情報がないと入れませんし、旅行にいくときはSAの情報まで調べて行ったり。仕事でも後輩のちょっとしたミスが許せなかったりします。かといって、注意もうまくできず困っています。なんていえばいいのか・・・・。こんな風にいうとどう思うんだろうとか、注意をした後に変な顔をされたりするのが嫌で、注意をしても最後はご機嫌取りの会話。言い出すまでに半年以上かかるとか、毎日、そのことでイライラしてるけど言えない日々がずっと続き、精神的におかしくなってしまいました。
今は、めまいという症状がでていて、安定剤とめまい止めで治るので飲んでいますが、一時、自分でもおかしいと思う、うつ病のようなものにもなっていました。その時は、自力でなんとかしました。
例えば、こういうサイトで質問(一般人が利用)をしても、自分の思いとは違う意図で受け取られてしまい、一方的に怒られることもありますが、補足する間もなく怒られると、反論したくなり、ケンカになります。 ちょっとしたことでも言い合いになったり、とにかく自分が勝たないと気が済まない、相手をとことん追い詰める、遣り込めるタイプのようですが、買った時は気がはれます。
外食をして、紙が入っていたということでも、気にするほどじゃなくてもものすごく怒ったり。そこまで言わなくてもいいのになぁと思うようなレベルまで言ってしまいます。
気になることがあると、眠れない、明日の天気なんて気にしてもしょうがないのに気になってしまうとかそういう感じでどうにもならないことを気にします。何か気になると他に手が付けられなくなります。
体のあちこちに不調を来たし、ネットで調べてみると、ストレスが原因というような症状ばかり現れています。一度心療内科などにいったほうがいいのでしょうか?他にどういう病院がありますか?自分のおかしいところはわかっていますが、そこから脱出できる方法を知りません。考え方をかえてくれるようなところがいいのですが・・・。
リルルさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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相手を攻めたり、論破しても、なにも産まれません。
リルルさん
はじめまして。 心理・睡眠カウンセラーの力田正明と申します。
まず、結論から言いますと、
ストレスが身体症状に出ているので、心療内科の受診を勧めます。
リルルさんの性格傾向としての、「几帳面な性格」が、他人にもその几帳面さを求めてしまい、苛立つ自分がいるのですね。
また、ちょっとしたことで、攻撃的な言動に出てしまうようですが、この裏側には、自己防衛機制が働いている可能性が高いです。自分の弱い面を見せたくなくて、相手を攻撃することで、心のバランスをとっているという行動特性です。
そこは、自分の弱さを受け入れる、という自己理解の作業が不可欠です。「真の心の強さは、自分の心の弱さを知ること。」から始まります。
リルルさんご自身が、考え方を変えたいということに気付かれていることは、とても素晴らしい自己客観視だと思います。その気持ちを大事にしてください。
今回の回答が、リルルさんの、気付きから行動のきっかけになれば、うれしく思います。
評価・お礼
リルルさん
2012/06/04 17:11ありがとうございます。
「弱い面をみせたくないから攻撃的」ピンと来ないです
注文した品が必要な時に届かなかった時、急な入用でなければ、遅れた理由が納得できれば待つのも構いませんが、できていない、発注ミスをしたは問題外
待ち時間がオーバーした時。目の前にいるから一言いえばいいのにと我慢をして待ち続け、完了後「先に2度も確認しているのに」と言ってしまいます
このイライラや攻撃的な性格はどうしてうまれるのでしょうか?なぜ、こうなってしまうのでしょうか
几帳面な性格も不明。部屋は片付いていないですし、メイクをしたまま寝てしまう程のいい加減さも。仕事でも曖昧なところもあります。
国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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ご自身を丸ごと認めることから始めましょう
こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医師法の基づく診断・治療行為は致しません)。
リルルさん,いろんなことが気になってしまう。そして,些細なことと自分でも思うけれど,感情が先に立って爆発してしまい暴走してしまう。あるいは,何かが気になるとそれから離れることができない。そうしたことで,お困りなんですね。お気持ちお察しします。
最初に,リルルさんが感じておられる,イライラや怒り,気になる,そうした感情は,否定しなくて良いのですよ。何かの出来事があって,そうした感情が出てきたとき,それは自然な反応なんです。握っているボールを空中で放すと地面に落ちて自然に弾みますね。状況に直面して自然に感情が出ているのです。
問題は,その感情が尾を引いて自分でも制御できなくなってしまうことです。本来,ちょっとした感情は,自分が感じている内にピークを過ぎて小さくなっていくものなのです。但し,同じような状況が続いていたり,その状況がなくなったのに自分で思い出したりしたときは別です。ぶり返させてしまう。2つ目3つ目のピークを自分で作ってしまうのです。
さて,なぜ感情が尾を引いてしまうのか。リルルさんのお話をうかがっていて気づくことがあります。リルルさんは,「ご自身のアバウトさ」あるいは「完全でない自分」が気になっているのではありませんか?そんな自分に対して,完璧であろうと一生懸命頑張っているのではありませんか?
「自分は必死になって完璧にしようと頑張っている。それなのに周りの人はどうなの?食事に紙が入っていたり,不用意にミスをしたり。私はこんなに頑張っているのに」。そんな思いがありませんか?
そんなリルルさんに対して,ありのままで良いのですよとお話ししたいと思います。ご自身を丸ごと認めましょう。完璧なリルルさんでなくてもいいのです。あなたの魅力は別の所にあるから。アバウトでも良いのです。
「どうしても完璧でありたい」そんな気持ちが変えられないかもしれません。そんな時はどうしましょうか? [補足に続きます
補足
そんなときはこう考えてみたらどうでしょうか。「私は完璧の道を行く。でも,ほかの人をそれに巻き込まない」。人にはいろいろな価値観があります。それぞれの人に事情があり,その事情にとっては適切な正しい価値観なんです。どれもが正しい。だから,価値観を人には押しつけない。それが,みんなが幸せになる方法です。
いろいろな状況でイライラすることがあるでしょう。食事に紙が入っているのをチェックしない,細心の注意をしていない。それも,その人の価値観の表れであるのです。自分はその価値観には賛成しないけれど,相手の人に自分の価値観を押しつけない。良い意味で他人事で良いのではないでしょうか。
もし,相手のそんな価値観で自分が被害を被るときはどうしましょうか? そんな時は「自分のテリトリーの範囲を完璧にすれば良い」そう考えると良いのではありませんか。完璧な結果を求めるのではなく,自分の範囲の中で完璧を求めれば良いのです。極端な話,地球の裏側のミスまで文句を言いに行くことはできませんよね。
リルルさんの価値観が完璧さを大切にしたいのであれば,その価値観を大事にしたいと思います。それと同時に「他人の価値観も押しつぶさないように大事にしたい」ですね。
欲を言えば,リルルさんが,本来のアバウトさを見つめて,自分らしさを認めてくれればと思います。そして,幸せになってもらえたらと思います。困ったときにはいつでもご相談にのります。状態が改善されて,お幸せになることを祈ります。
聴心館WEBサイト http://www.choushinkan.com
評価・お礼
リルルさん
2012/06/05 10:39ありがとうございます。
>「私は完璧の道を行く。~正しい。
これ、すごく共感できました。
ただ、問題は、さんざん待たされた挙句出された料理が違うとか、約束と違うとか、相手は商売にしているのに、このいい加減さは迷惑、こちらの予定もくるってしまった、ということに対して怒りを覚えます。
人と接するとき、友人知人ならこの方法で問題ありませんが、サービスを提供する相手に対して対価を払い、明らかなミスがあれば怒ってしまいます。そういう時は、どう考えればいいのでしょう?価値観の範疇ではないように思えます。こちらは損害を被ったことにイライラしてしまいます。抑える方法ほかにないでしょうか?
国府谷 明彦
2012/06/05 13:06リルルさん,メッセージありがとうございます。
さて,相手が商売やその道のプロなのにいい加減なことをしてくるというとき,どうしましょうか? それについて,4つのことが考えられます。
1つ目。実際に損害を被ったのならば,ニコニコと笑顔でしっかり損害賠償を請求しましょう。たとえ100円のものでも「私はその代金を払えません」とか「代金は払うけれど,被った損害を請求します」と言って良いと思いますよ。
2つ目。実際の損害はそんなにないけれど,イライラすると言うとき。商売やプロとしてやっている人が,そんな状態ならば,リルルさんと同じような思いをしている人がたくさんいるはずです。そんな商売は長続きするはずがない。敢えてリルルさんが怒らなくても,つぶれるか,たち行かなくなるはずです。沈む泥舟に関わらなくても良いような気がしますが....
3つ目。商売やプロでやっている人が,たまたま百万回に1回くらいのミスをしていたとき。リルルさんがたまたま百万人目に遭遇してしまったとしたら,アンラッキーな状態です。恐らくそれくらいに徹底している店ならば,ミスに対して誠心誠意対応してくれるはずですから,リルルさんの怒りも大きくはならないはず。
4つ目。その百万回に1回のミスだけれど,対応が悪い店ならば,これはミスが少なくても,基本ができていない店です。2番目と同じ事だから,関わらない方が良いと言うことですよね。
リルルさんの感じ方は基本的に合っていると思います。相手がそれを納得しない,平然としていることがイライラの種なんですよね。無神経なことを相手にわからせようとしても,それは簡単にできることではありません。「中学生には大学生の試験問題は難しい」リルルさんがそんな風に感じることはできるでしょうか。
お困りの時は,いつでも相談に乗ります。このサイトの専門家へのメールでメールして下さい。ご多幸をお祈りしています。
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