対象:生命保険・医療保険
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この度,住宅を購入するにあたり,保険の見直しを検討しています.
数名のFPさんに相談していますが,考えすぎて迷宮入りしているので,アドバイスをいただけましたら非常に助かります.
夫:37歳 年収700万円,妻:40歳 年収350万円,子供2人(小学生,幼稚園)
住宅ローン:フラット35予定 借入2500万円 夫名義
検討している死亡保険
夫:収入保障保険 15万円/月
(払込期間中無解約返戻金型 保険期間80歳 払込期間60歳 61歳解約)
※団信には加入せずに,この保険で夫死亡後に備える.解約返戻金が払込保険料とほぼ同じ.
妻:収入保障保険 10万円/月
(払込期間中無解約返戻金型 保険期間80歳 払込期間60歳 61歳解約)
※妻死亡後の生活コスト増に備える.解約返戻金が払込保険料の8割.
検討している医療保険
夫:A終身医療保険 5000円/日 730日型 健康祝金給付倍率10倍(支払基準日5年型)
先進医療給付特約10年
B三大疾病保障プラン 100万円 終身
C新医療保険10年更新 5000円/日 730日型,新手術給付特約,がん診断給付特約,先進医療給付特約10年
※A+BまたはCのみで迷ってます.
妻:A終身医療保険 5000円/日 730日型 健康祝金給付倍率10倍(支払基準日5年型)
先進医療給付特約10年
B三大疾病保障プラン 100万円 終身
C新医療保険10年更新 5000円/日 730日型,新手術給付特約,がん診断給付特約,先進医療給付特約10年
※夫と同じく,A+BまたはCのみで迷ってます.
死亡保険に関しては,提案されている収入保障保険の保険料が高いのが気になっています.でも,掛け捨て型だと勿体ないですし・・・.
医療保険は「5000円/日 730日型以上」というのが最低条件で,後は「定期or終身」,「三大疾病保障プランorがん特約」,「新手術給付特約の有無」で悩んでいます.
保険を考える上で,A「期限を決めた掛け捨て型(安い)+貯蓄」,B「貯蓄型+終身(高い)」のどちらがいいのでしょうか.保険本来の意味としてはAのような気もしますが,現在の収入でも保険料が払えるので,返戻金有りのBも有りなのかなと思ってしまいます.アドバイス,よろしくお願いいたします.
ひできさんさん ( 東京都 / 男性 / 37歳 )
回答:3件
保険見直し
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、保険商品を検討するにあたって、いくつか基本的なことをお伝えしたいと思います。
まず、保険というものは万が一のため、つまり何らかの想定をした場合の商品です。
この想定に対処するために保険加入があるわけですが、この保険を維持するためにはコスト、つまり保険料がかかります。
例えば、強制的に加入させられる公的年金や公的健康保険も、万一の想定に対処したものの1つです。
そのほかに、任意で医療保険などに加入をするわけですが、強制的なものに加えて、任意のものにも維持するためにコストがかかります。
で、この任意部分にコストをかけ過ぎると、維持するのが精いっぱいになり、将来の資産形成のジャマになります。
つまり、貯蓄ができないという結果につながります。
ちなみに、貯蓄は何にでも使える「お金」ですし、維持するのにもコストはかかりません。
ですから、任意の保険には維持するコストを極力抑えることが必要であると考えるべきです。
では、この保険のコストにあたる保険料は、どういった構成になっているのでしょう?
いわゆる掛け捨て保険の保険料は、付加保険料と危険保険料というもので構成されています。
付加保険料とは保険会社運用のための費用や儲けに当たり、危険保険料は年間の死亡率で決まるものとされています。
また、貯蓄にもなる保険では、上記2種類の保険料に生存保険料(満期金やお祝い金などがこれに該当)がプラスされています。
ですから、当然、掛け捨てよりも保険料は高くなります。
こう見ると、「掛け捨て保険は損だ」とは言えないことが保険料の仕組みから理解できます。
今後は、年金や医療制度が頻繁に変わる可能性もありますので、過度な保険加入はせず、必要最低限の選択をされて、残りはローンの繰り上げ返済や貯蓄に回すことをお勧めいたします。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
アネシスプランニング
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/
住宅ローンや保険の見直し個別相談会 開催!
詳しくはこちら ⇒ http://profile.allabout.co.jp/s/s-3327/
評価・お礼

ひできさんさん
2012/05/12 15:04ご返答ありがとうございました.保険の仕組みについて非常に勉強になりました.
維持コストを考えるなら掛け捨て型がベストということですね.
寺岡 孝
2012/05/13 02:06この度は回答に評価をいただき、まことにありがとうございます。
保険商品を決める上では貯蓄性の高い商品に魅力を感じるのは事実です。
しかし、貯蓄性の高い商品はどうしても保険料が高く、将来維持できるかが不明ですし、「維持できないから別の保険加入を」と考える時期には年齢も上がり加入条件は厳しくなるばかりです。
また、5%を超える予定利率が高い時代の終身保険等は貯蓄性もありましたが、現時点ではそういった期待も難しい時代です。
そう考えると、保険は万一のための保障と考え、貯蓄とは分けて考えるべきでしょう。
尚、詳しいご相談等が必要でしたら、お気軽にお問い合わせください。
以上、取り急ぎ回答の評価の御礼まで。
回答専門家

- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートします
生涯に一度とも言える住宅建築や不動産購入の場では「失敗したらどうしよう」と不安に思う方が多いものです。お客様が「夢」を安心して実現できるよう、業界での30年以上の経験を活かし、「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートいたします。
寺岡 孝が提供する商品・サービス

山田 みち子
保険アドバイザー
1
住宅購入に伴う保険見直しについて
ひできさん、こんにちは。
FPの山田です。
マイホーム購入、おめでとうございます!
大きな買い物ですが、これからの生活が楽しみですね。
住宅購入時の保険加入に関しては、FPでも色々な考え方があるので迷うのはわかります。
私は、FP暦20年・住宅購入15年前・子供もいます(もちろん夫も)
先輩としてのアドバイスでもあるので聞いてくださいね。
まず感じた事は、お子さんにお金が掛かるのが7年先ぐらいではないのか?
と云うことです。
死亡保障の掛け捨てがもったいないと思っているようですが、支払保険料がほぼ同じに戻る保険ではかなり高い保険料ですよね。 (戻るというのは解約ですよ)
・死亡保障について
収入保障の掛け捨て保険
(非喫煙で健康体であればかなり割安で加入出来ます。)
終身保険
(10年でほぼ100%解約金があるものに加入。10年後に繰上げ返済でも使えますし、お子 さんの学費で使う事も出来ますし、そのまま老後の為に続ける事もできます。)
お子さんの成長によって出費があるかも知れませんので、保障の保険と使える保険を分けておいた方が良いと思います。
・医療保障について
医療保険は、10年型でも終身型でも良いと思います。
10年型 (更新可能であれば、病気をしても続けられます。)
終身型 (メンテナンスの煩わしさはありませんが、医療保険が日進月歩しています)
医療保険で重要なのは。
お金が掛かるガンの備え。
三大疾病時に以後の保険料が免除になり保障が続く。
この2点はお勧めいたします。
(健康祝い金は必要ないと思います。その分を終身保険にしてください)
Aのプランがお勧め、になりますが、保険会社により同じ内容でも保険料がかなり違いますので、よくご検討下さい。
私も、生命保険会社20社ほどの比較が出来ますので必要であれがご連絡下さい。
評価・お礼

ひできさんさん
2012/05/12 14:59ご返答ありがとうございました.参考になりました.

渡辺 美晴
保険アドバイザー
1
保険検討するか、保険商品を検討するか・・・
こんにちは
保険アドバイザーの渡辺です。
こんな保障が欲しいということもある程度明確になっているけど、
それと選ぶ商品が一致しない状況で悩んでいらっしゃると思います。
FPさんと相談済みであれば、当然ライフプランニングはある程度立てていらっしゃると思います。それを見るとわかると思いますが、小学校中高学年、中学、高校、大学など年々かなりの勢いでお子様へのお金が必要になってきます。
(本当です。うちも今大変ですので・・・・)
保険商品を選んでいるうちに当初の保障目的からはずれ、いろいろ欲しくなります。
計画通りなら問題ありませんが、通常の預貯金とは違い長期間継続しなければなりません。
その間の経済変動には否応なしに影響されます。リスクもあるということです。
とはいえ、老後資金の確保も大切。
お金の流動性についてのポートフォリオを組んで、ある程度余裕を見ながら検討ください。
保険加入は、何も無い限り、収支面では単に固定費が増えるだけの商品です。
それを十分ご存知なので、何も無かった場合は回収できる商品ということだと思いますが
いずれにせよある程度は長期的な収支見通しがないといけません。
土台となる社会保険(健康保健、厚生年金)の理解、
住宅ローンの債務保障の商品についての知識、
ご主人が満足に働けなくなってしまった場合の対策など
FPさんによく聞きながら、ライフプランと照らし合わせて見直すことをお勧めします。
AかBかは、その中で見えてくるお話しです。
*因みに、いろいろ質問することでFPさんが信頼できるかどうかも見えてきます。
なんにしても、せっかくマネー知識が豊富なFPさんに相談しているのですから
もう少し範囲を広く情報を提供してもらいながら検討してみてはいかがでしょうか。
簡単ですが、何らかの参考になれば幸いです。
ご不明点があれば連絡頂くことも可能です。
匿名で構いません。
保険コンサルティングオフィス
有限会社ワークソリューション
代表 渡辺
http://www.work-sol.com
評価・お礼

ひできさんさん
2012/05/12 15:42ご返答ありがとうございました.ライフプランは既に何度も見直しをしており,後は保険を
どのように設計するかという段階です.入口(保険料総額)と出口(保険金額,返戻金等)の
比率を検討すると,どうしても同じ保障でも,
保険料総額:高 返戻金等:100%前後
保険料総額:低 返戻金等:0~10%前後
となってしまい,前者が魅力的に見えてきます.
ベターなプランはいくつも提案されているのですが,ベストとなると・・・.
貯蓄を増やすのが一番ですかね・・・.

渡辺 美晴
2012/05/12 16:37評価を頂きありがとうございます。
かなり検討も進んで、でも少し煮詰まってる感じ・・・
魅力的なのは、もちろん前者ですよね。
ベストかどうかは、実は今はわかりません。
大病してたくさんお金がでたりすると後者のプランが良かったとなりますし、
無事に老後に到達したなら前者がとても良いプランになってきます。
ベターと思う提案の中で、好みに合う(納得感、満足感)商品を選んでも
差し支えないと思いますよ。悩んで加入が遅くなるほうが問題かもしれません。。
(現在のポイント:3pt)
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