対象:住宅・不動産トラブル
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 4件
去年、とある工務店に注文住宅を依頼。現場で事故が起きました。
足場を建設する際に既存のブロックフェンスに材料を立てかけたところ、老朽化していた為か崩壊してしまったそうです。
だいぶ古い物だったので立て直すべきか検討していましたが、予算が足りなくなりそうなので保留にしていた矢先の出来事でした。
当初、足場屋のミスなので工事保険で補修するとのことでしたが、その後数ヶ月経っても連絡は来ませんでした。
建物が完成間近となり工務店に問い合わせたところ「足場屋の工事保険で復旧可能の予定です。現在進行中ですが催促します。」とのこと。
こちらとしてはいつ直して頂けるのかも不明確では譲歩できない。どうお考えなのか知りたいし、もっと迅速に対応すべきだと思う。
先方から一度も謝罪がないというのも不愉快だと告げました。
すると工務店から「足場屋の回答を待っていては工期が間に合わなくなりそうなので、壊れた部分はこちらで直す段取りを進めたい。(外構工事と同時に補修)費用を10万円負担していただき、破損したブロック1段目全部+フェンス交換をするかご検討ください。」との提案がありました。
ここで疑問に思うのが、私達(施主)が費用を負担する必要性があるのかということです。
工務店は「保険では補修費用の全部を賄いきれないと思うので一部費用を負担して欲しい」との意見ですが、
老朽化していたとはいえ先方のミスで破損したものを補修するのに、こちらが費用を負担しなければならないのでしょうか?
なぜ責任を負うべき足場屋が対処しないのか理解できません。
現状16mあるブロック上段の半分近くが崩壊しフェンスが取れてしまっています。場所は敷地延長の通路部分です。
反対側はマンションの駐車場となっていて、我が家には幼児がおりますので生活していく上でも非常に危険だと思われます。
全損してないとはいえフェンスは傾いてしまっており、現場にはガレキが積まれていました。
幸いにも事故当時、駐車していた自動車がなかったので被害は我が家のブロックフェンスのみで済みました。
このままという訳にはいかないので、どう対処するべきか悩んでいます。
どこまで補修してもらうべきか、費用を負担する必要があるのか、その他お気付きの点がございましたら何でもアドバイス下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
補足
2013/02/07 15:34ご回答ありがとうございます。
その後、工務店には保険金の額が明確になっていないのに一方的に負担額を決めるのはおかしいのではないかと伝えました。
担当者は「保険が多くおりてもozさんに支払われる訳ではないですよ」と言いました。
その言葉を聞いて今までの不満が爆発してしまいました。
その夜、工務店の責任者から「補修はすべてこちらでやります」と連絡がきました。
損害への対応が不十分であったこと、大変失礼な物言いをしてしまったことに対しての誠意だそうです。
既存のフェンスは廃番してしまっているのでフェンス全体を新しい物に掛け替え、ブロックは破損した部分を新設補強したいとの申出でした。
フェンスは目隠しにする場合は外構工事と一緒に進めたいので手配の関係上、8日までに回答が欲しいとのこと。
もっと円満に話を進めたかったのですが、次々と問題ばかり起きて思うように進みません。
本体工事にも手違いが出ているので、完成まで奮闘する日々が続きそうです。
皆様のご意見を参考に解決策を模索していこうと思います。
ozさん ( 東京都 / 男性 / 40歳 )
回答:4件
辻 唯寿
建築家
-
難しい問題ですね。
はじめまして。名古屋の建築事務所TREEHOUSE辻と申します。
まずはけが人がいなくてよかったです。老朽化したブロックはちょっとした地震によって連鎖的に崩壊します。
よくニュースなどでもブロックの下敷きになって亡くなる方もみえますから
今回は不謹慎な言い方かもしれませんが不幸中の幸いだったと思います。
さて本題です。今回ブロックを破損したのは業者さんですので責任は100%あることは
間違いないと思います。
そのうえでどこまで直すかといえば元通りにはなりませんので新設するしかありません。
今回まずはどこまで責任の範疇で修理して頂けるのか?
そこが一番の問題だと思います。
当然よくしようと思えばきりがないわけですし、現状復旧ができないにしても業者は
元通りに直す義務があるわけです。
あとは負担するならどの部分なのかというのが適正ではないでしょうか?
ですのでそれが1万かもしれないし10万かもしれないと思います。
今回のように一方的に10万負担という話はおかしいのではないのでしょうか?
まずはそのあたりを明確にされてはいかがでしょうか?
分かりにくい説明になって申し訳ございませんでした。
解決することをお祈りいたします。
住宅設計リノベーション
TREEHOUSE辻
http://www.shosai-4031.jp/
評価・お礼
ozさん
2013/02/07 15:42迅速なご回答ありがとうございました。
ご意見を参考に気になる点を指摘したところ上記のような申出がありました。
対応に疑念は残りますが、前向きに検討しようと思います。
最近、地震が多いのでまた被害が出ないか心配です。復旧が最優先ですね。
田中 徹正
リフォームコーディネーター
-
全部、直してもらうべきです。
はじめましてトーシンリフォームの田中と申します。
前置きとして、私は保険屋や弁護士ではありませんので、法律的観点からのお答えは出来ません。
ただ、私自身、工事の保険に入っており、年に何度か申請をするので、その経験から答えさせていただきます。
通常は壊れた部分について、保険で直すことが出来ます。
さらに、壊れた部分を直すにあたり、安全上、施工上、必要であれば壊れていない箇所も保険で直せます。(可能性としては、16m全てのフェンスと、ブロックは一番下から全部交換できる可能性もあります)
完全に業者側の責任ですので、OZさんが、費用を負担するなど、もっての外です。
費用を負担をする必要はありません。
この対応の遅さは、足場業者は工事の保険に入っていないかもしれないですね。
うちなら、保険申請は即日で、遅くとも一ヶ月以内には直っていますね。
さて、今後の対応ですが、フェンスの補修が終わらない限り、工事完了のサインは出来ないと、工務店に伝えて、対応を急がせるのがよいでしょう。
足場業者が対応しないなら、工務店の保険を使って直してくれと言っても良いですね。
下請け業者の不始末は、すべて元請けの工務店の責任です。
工務店が責任を持って直させるか、直すべきです。
OZさんに、非がないのですから、きちんと主張をされた方が宜しいかとおもいます。
交渉ごとは大変な作業かとおもいますが、頑張ってください。
上手く解決すると良いですね。
株式会社トーシンリフォーム 代表取締役 田中徹正
【塗装&リフォームはこちら http://www.ts-rf.jp】
評価・お礼
ozさん
2013/02/07 15:53回答ありがとうございます。
どう決断すべきか悩んでおりましたが明確なアドバイスでとてもわかりやすかったです。
ご意見を参考に対処していこうと思います。
田中 徹正
2013/02/07 17:40ご返答ありがとうございます。
上手く解決する事を願っております。
頑張ってくださいね。
株式会社トーシンリフォーム 代表取締役 田中徹正
【塗装&リフォームはこちら http://www.ts-rf.jp】
吉田 武志
建築家
-
物を建てかけた程度で崩れるようなフェンスなら・・・
はじめまして。
栃木県宇都宮市で注文住宅とリフォームの設計施工を行う工務店ヨシダクラフトを経営しています。吉田と申します。
質問を読ませて頂きました。
足場工事が始まる時のフェンスの状況がどの程度劣化していたのかわかりませんが、
物を(多分足場材を)建てかけた程度で、崩壊したならば、かなり老朽化していたのだと思います。そういうフェンスに物を立て掛けたのも不用心でした。
物を建てかけた程度で崩れるようなら、その補修代金(新設工事代金)を元請や下請けに支払をさせるのは、可哀そうかもしれません。かなり老朽化していると、保険の出ない可能性もあります。
元請の住宅会社も、「フェンスが老朽化しているので、足場が触れたりすると崩壊する可能性がある」と事前説明をしておけば良かったのかもしれませんが、出来ていなかったのかもしれませんね。建て替えを考えるほど、老朽化が激しければ、他者が触れなければ、普通は施主が工事代金を負担して工事することになります。
老朽化程度も分からないし、どのように物を建てかけたのかも分からないので、何とも何とも言えない部分はありますが、元請会社もしくは下請けに全てを負担させるのは、文章を読む限り、妥当でないかもしれません。元請け会社とよく話し合い、決めるしかないと思います。
評価・お礼
ozさん
2013/02/07 15:58回答ありがとうございます。
現地を見る限りでは古いフェンスだなという印象でした。
工事関係者も材料の重みで崩壊してしまうとは思っていなかったようです。
しかし事故を起こしてしまった責任はあると思います。
周囲の安全の為にも解決策を早急に話し合いたいと思います。
吉田 武志
2013/02/07 18:12文章から察する私の考えを書きました。
ご評価頂きましてありがとうございます。
富樫 孝幸
建築家
-
原因者負担
せっかくの注文住宅の工事中に事故が起きてさぞお困りだろうと思います。
建築分野を離れて一般常識として考えるとわかりやすいと思います。
どれだけ老朽化していても「人様のものを壊したら原因者が現状復帰する」のが
当たり前ではないでしょうか。
現状復帰できなければ壊した原因者が費用を負担し、現状と同様の状態に復帰する。
費用は当然原因者負担となります。これが一般社会の常識です。
「保険では補修費用の全部を賄いきれないと思うので一部費用を負担して欲しい」と
いうのは工務店の都合です。
建築請負工事というのは壊すのが仕事ではなく作るのが仕事です。
足場業者と工務店のとの費用負担に関しては当事者同士で解決すべきことであり
建築主であるozさんは関係ありません。
このように考えれば、建築請負の工務店がすべての責を負うのは当然かと思います。
参考として、お役に立てれば幸いです。
素敵な家が早く完成するといいですね。
プラネット環境計画
http://www.planet-abc.com/
建築家と建てる東京の狭小住宅
http://planet-abc.jimdo.com/
評価・お礼
ozさん
2013/02/07 16:11回答ありがとうございます。
私も同じように考えておりましたが、初めての事で自信が持てませんでした。
アドバイスを読んで心強くなりました。
被害を防ぐ為にも早急に善処していただこうと思います。
富樫 孝幸
2013/02/07 17:12コメントと評価を頂き、ありがとうございます。
補足も読ませていただきました。
一般常識として、いい仕事をする職人は材料の養生にも気を使います。
いろいろご苦労もあるかと思いますが、円満に工事が進むといいですね。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング