対象:一般歯科・歯の治療
数年前に左上の小臼歯の歯根治療をしてレジンで埋めてある状態です。今回この歯が虫歯になったことでクラウン治療を薦められています。前歯ではないのですがやはり見た目のため自費でセラミック(12万円程度)かプラスチック(8〜9万円)のクラウンを勧めらています。
ただ、歯ぎしりがあるらしく、クラウン治療の後にはクラウンを守るためマウスピースを作って就寝時はマウスピースをつける必要があると言われました。
私として自覚症状がない(虫歯も(神経治療をしてるので当然かも知れないですが)、また歯ぎしりも)ため、特にこれから一生マウスピースを付けて就寝しなければならないことに抵抗があるのですが、やはりこれらの治療は今後歯を維持していくためには必要なものなのでしょうか?
現在37歳の男性です。
keita0000さん ( 東京都 / 男性 / 37歳 )
回答:4件
マウスピースは必ず必要なものではありませんが・・・
こんにちは。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
確かに強い歯軋りがある場合や咬み合わせによっては、セラミックやハイブリットセラミックなど、割れたり欠けたりする可能性がある材質のもので修復するのは向かない場合もございます。咬み合わせなどを直接拝見していないため、適否については回答しにくいのですが、見た目を重視してセラミックで治すなら仕方がないかもしれません。
ただし全ての方に必要なものではなく、私の場合はセラミックで修復したことでマウスピースの装着を患者さんに勧めたことはございません。確かにこれからずっと使用しなければならないのは、不便極まりない気もします。他に方法がないか担当の先生とよく話し合ってみてください。
つくばオーラルケアクリニック http://tsukuba-occ.com/top.html
評価・お礼

keita0000さん
2011/12/27 05:47ありがとうございます。主治医に再度よく相談してみます。
回答専門家

- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
飯田 裕が提供する商品・サービス

袋 晃子
歯科医師
-
難しい問題ですが、クラウンは一生持つものではないです。
こんにちは群馬県前橋市 歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
クラウンの破折防止のためにマウスピースをつけてくださいというのは
歯科医師側にとっては実際に入れさせていただいたクラウンが
すぐに割れてしまっては保証問題にもなりかねませんので
入れてくださいとお願いしているのだと思います。
通常はマウスピースを装着した後に、
穴があいた部位やよく当たって光っている部分などを少しずつ
削って口の状態に合わせていければ、マウスピースの使用はやめます。
あまり長い間、マウスピースを入れる事は、
それ自体が顎の位置を狂わせる可能性があるので
私はお勧めしていません。(賛否両論あるかもしれません)
セラミックを入れても、生涯のものではないことをまずは
ご理解いただき、そのままお使いいただけるように調整していただくのが
よいのではないかと思います。
ただし根の治療した後にプラスチックだけというのはどうしても
破折しやすいので、現状の最良の方法がこういった治療になるのです。
評価・お礼

keita0000さん
2011/12/24 11:27回答ありがとうございます。
クラウンの寿命はやはりなんとも言えないと説明されていまして、かつ就寝時にマウスピースが必要であるといわれるとかなり躊躇していました。現在、噛み合わせ、歯ぎしり、虫歯の痛み等の自覚症状がないなかで、費用をかけてクラウン治療+マウスピース(生活の質の低下)を受け入れる必要性があるのかが悩みです。おそらく歯根治療した歯が将来損傷するリスクを考えてなのだとは理解しています。
マウスピース装着がどの程度必要なのかは再度主治医に確認してみます。

藤田 博紀
歯科医師
-
状況によりますが・・・
歯ぎしりの習癖があると診断されたのでしょうか?
状況によりますが、就寝時のマウスピース装着である程度
被せ物の破折は防げると思います。
使い方や噛み合わせ、噛む力の差などで変わってきますが
クラウンが長期で持つこともあります。
定期的な健診を受けながら、口腔清掃状態を良くするなどして
自分でできるホームケアを怠らないことが重要です。
医療法人社団山手会アトラスタワーデンタルクリニック(http://8wa.jp/)
評価・お礼

keita0000さん
2011/12/24 11:41回答ありがとうございます。
ずいぶん前に歯ぎしりはあると言われています。確かに前歯の一部分が上の歯と下の歯が一直線に奇麗に合わせるように摩耗している箇所があります。

神谷 忍
歯科医師
2
歯が壊れる理由は力と汚れです
神奈川県藤沢市神谷デンタルオフィス 神谷です
クラウンを長持ちさせるためには、まずその歯がトラブった原因をよく考察しなければなりませんね
ただ歯ブラシをさぼっていた 虫歯になりやすい食べ物をひんぱんに食べていたということですと
良く歯ブラシをしてくださいね ということになります しかしここに『力』の問題がからんでくると
話が複雑になります たとえ割れない材料で被せてもあとで、歯根が破折したり、歯周病や根尖病変の
問題を併発してくる事も少なくありません
咬合の問題も無視できません『力』に問題があるケースは色々な所に、サインが出ています
歯のすり減り、クラック、筋肉の太さ、顎関節症状、どの歯がガイディングToothになっているのか
多方面から解決して行かないと、その1本が繰り返しトラブルことも良く経験します
現在マテリアルとしては、ハイブリッドと言われているレジン系の材質の4倍の強度があると言われる
e-max pressというセラミックス系の材質が、自分としては臼歯部では一押しですね
二ケイ酸リチウムガラスセラミックス といいますが 強いだけでなく 粘りとしなやかさを兼ね備えています
さらに適合精度が高く接着セメンントと分子レベルで一体化します 当院では臼歯部で白いものといえば e-max これしかない状態です しかし2mmの厚みの確保と咬合の管理『力』のコントロールも必須
補足
できたらプロテクションスプリントと言う形でのマウスガードも患者様にあわせた、形 材質 大きさ 厚さ
使用する時間帯も考えて使っていただいています ケースバイケースですが
評価・お礼

keita0000さん
2012/01/03 20:36ありがとうございます。簡単にプラスチック系、セラミック系との説明をうけましたが素材も様々
な選択肢があるのですね、こうしたことも含め納得いくまで相談したいと思います。
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