対象:不動産売買
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現在中古住宅の購入を考えておりますが、その建物についての建築確認関係の書類が一切残っていないとのことです。
住宅ローンの必要書類を調べましたところ、建築確認済み証または建築確認通知書は大体の金融機関で必須となっているようですが、実際にローンを組むことはできるのでしょうか?
またその中古住宅は昭和51年築の木造住宅なんですが、特にチェックしておく方が良い点はありますでしょうか?些細なことでも結構ですのでお気づきの点がありましたら宜しくお願いします。
補足
2011/12/19 00:47この物件は、古家付きの土地として仲介で販売されているものですが、200~300万円程度のリフォームをして住もうと思っています。なお、間取り図はありません。
hahaさん ( 大阪府 / 男性 / 42歳 )
回答:2件
建築確認申請資料等について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
中古物件において、築年数が古いものに関しては、
建築確認の関連資料がない場合がしばしばあります。
現在、中古住宅の住宅ローン審査において、
建築確認済み証は必須ではありません。
ローンに関しては、通常の審査となりますので
特に心配する必要はありません。
参考までに、平成19年の建築基準法の改正で、
建築確認の正本(申請書類の原本)を
15年間保存することになりました。平成19年以降に関しては、
全国共通の保存期間となっております。
ただし、それ以前に関しては、各地方公共団体で
その保存期間等にばらつきがあります。
また、物理的に正本(申請書類の原本)が無くても、
データが残っていて内容を参照できるケースがあります。
例えば、横浜市では、「建築計画概要書」という名称で
昭和46年1月以降の建築確認の概要を確認することが可能です。
どうしても気になるようでしたら、
管轄の役所に確認をしてみてください。
中古住宅のチェックポイントですが、
雨漏り、白蟻の害、給排水管不具合(赤水が出てくる等)等を
よく確認しておく必要があります。
とりあえずは、目視での確認となりますが、
天井や壁に雨染み等の雨漏りの形跡がないのかどうか、
床下収納があれば、収納を取り払って床下をのぞいて見て
土台や柱等が湿っていないのかどうか、
きちんと通気があるのかどうか等を確認します。
また、リフォームを前提としているのであれば、
事前にリフォーム業者にも見てもらい
アドバイスをもらうと良いと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼

hahaさん
2011/12/19 21:15早速、回答をくださりありがとうございます。ローンに関しては、特に心配する必要がないということでホっとしました。大変分かりやすい回答、重ねてお礼申し上げます。
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。

朝間 史明
宅地建物取引主任者
-
中古住宅の購入について
hahaさん
質問を拝見しました。建築確認に関する資料については、物件所在地を管轄する役所の建築指導課等に控えを保存している場合がありますので、ご確認してみてください。
古家付土地の販売となると建物の瑕疵担保責任は負わない契約になるかと存じます。
売主様に現況、建物の傾き・シロアリの被害・雨漏りがないか確認しておいた方が良いと思います。ご自身でも、床下の確認やビー玉等で確認することも良いと思います。
ライフトラスト 朝間
評価・お礼

hahaさん
2011/12/19 21:13早速のご回答ありがとうございます。頂戴したアドバイスを参考に物件のチェックをしたいと思います。建築確認に関する資料については、役所に問い合わせしてみます。ありがとうございました。
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