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対象:新築工事・施工

屋上屋根のはつりについて

住宅・不動産 新築工事・施工 2011/12/10 00:27

鉄筋コンクリート2F建て新築中です。
基本的なコンクリートの打設がおわり、内部作業に入る前に現場で打合せをしたところ、2F天井高が指定したとおりとなっていないことが判明しました。

もともと、リビングダイニングの天井高を3m、キッチンを2m70cmとする、逆階段状のような形にするということで建築が進んでいました。

しかし、打設がおわってみると、キッチン部分どころかリビングの中央近くまでが2m70cmで、リビングの途中から3mの天井高というアンバランスな状態となっていました。

建築会社と協議した結果、2F天井・屋上屋根をはつり直すということになりました。

建築会社は強度的にも施工的にも大丈夫だと言っていましたが、直接雨風にさらされる部分をはつり直すということで、心配でなりません。別途防水加工もすると言うので防水加工をしなければ雨もりなどすることなのか聞いたところそうではなく10年、20年たった時の事も考えてとの回答でした。

まだ完成も引き渡しもされていない建物を傷物にされた感じがして建築会社への
不信感も一杯です。屋根以外にも工期の遅れ(2カ月)、窓位置の間違いなど
色々ありました。

屋根をはつり直すということで構造上問題はないと言っておりましたが、
強度の低下などとても気になっています。

1.屋根のはつりは大丈夫なのか。
2.建築会社と今後トラブルにならないように覚書等の対策かなにか
しておいた方がよいか。
3.第三者にチェックしてもらったほうがよいのか。

以上ご教示下さい。よろしくお願い致します。

補足

2011/12/10 00:27

キッチン5帖、リビングダイニング14.25帖です。

hanekawaduさん ( 北海道 / 男性 / 42歳 )

回答:2件

下大園 幸雄

下大園 幸雄
建築家

- good

鉄筋の対応年数・・・

2011/12/10 11:49 詳細リンク
(5.0)

仮枠、鉄筋の段階で違いに気づくと思いますが、図面が最初から違っていた事でしょうか。 鉄筋の場合は、耐用年数は、60年前後です。20年位での補強では、本来の構造では無い事になります。リフォーム等で対応した事は有りまが、新築では有りません。つなぎ目部分の強度は、専門家ではありませんが、現在より低下すると思います。鉄筋は、ラーメン構造で、木造のような軸組みでは無い為に、基礎、柱、梁、壁、スラブが一体の構造です。 特に屋上のスラブは、自重で垂れてきます。その部分の補修は、専門家に指導戴いて施工することが一番ベストです。 現在の、構造を利用して空間設計の検討が、コスト的にはかかりせん。匠の設計士にプランニングして頂く等です。仕様もグレードも上がりますがその分は施工会社に負担して貰う。工事を解約して匠さんにお願いする。
この様な場合は、支払いは、先行しない様に出来高検査支払いが良いと思います。参考にしてください。

補足

構造計算では、窓の位置、サイズも計算図と違うと数字も違ってきます。役所の検査官によっては、再計算を指摘されます。

プランニング
設計

評価・お礼

hanekawaduさん

2011/12/14 22:37

回答ありがとうございました。とても参考になりました。

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伊藤 裕啓

伊藤 裕啓
一級建築士

1 good

設計者、監理建築士への確認が必要です

2011/12/11 16:56 詳細リンク
(5.0)

住まいのe-相談室 建築士の伊藤です。
ご質問の内容を見ると、打ち合わせと違う出来上がりになっていたということですね。
新築工事では監理者として建築士が携わっているので通常ではこのような大きな問題が起こらないハズです。
ご質問への回答を以下に述べます。

1.屋根のはつり工事は大丈夫なのか。
適切な方法で施工すればコンクリートの補修は可能です。
しかし今回はコンクリートをはつって天井を高くするということなので当然鉄筋を切断して組みなおす
必要があり簡単に行うことは難しいと考えます。鉄筋には定着長さというものが決められておりプチッと
切ってそこで継ぐというわけにいきません。天井高さを変更しなければならないところより大きくコンク
リートをはつることになります。
また梁や柱などとの位置関係も十分検討して補修する必要がでてきます。
工務店だけでなく設計者、工事監理者なども補修工事に参加してもらうようにしてください。

2.覚書について
覚書は必ず必要です。
このようなケースでは問題が発生した原因、図面を作成し補修方法(仕様)、補修範囲を明確にした上で
今後の補償対応まで書面にしておくことをお勧めします。
第三者保証を受けている場合は、保証者への事前確認をしておくことも必要となります。

3.第三者のチェック
すでに工務店への信頼が低下しているとのことですから、補修中の確認は第三者に頼まれる方が安心して
工事期間中過ごすことができると考えます。
第三者の建築士にかかる費用は、事前に工務店に負担してもらうよう覚書に明記してもらいましょう。

相談
建築士
新築
補償

評価・お礼

hanekawaduさん

2011/12/14 22:42

回答ありがとうございました。とても参考になりました。さっそく覚書について要求し、仕様等を明確にさせたいと思います。

伊藤 裕啓

伊藤 裕啓

2011/12/15 21:43

評価をいただきありがとうございました。
順調に補修工事が終わるといいですね。
なにかわからないことがあればお気軽にご相談ください。

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