対象:お金と資産の運用
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松永 文夫
ファイナンシャルプランナー
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投資信託
pipika33さん、こんにちは。
FPコンサルティングオフィスの松永です。
投資信託の値下がりはご心配ですね。
どうしたら良いか、私なりに順を追ってご説明します。
まず、そもそも論からです。
余裕資金を運用する場合、最初に投資目的を明確にして、その目的に沿って分散投資することが効率的かつ出来るだけ安定的に運用するコツだとされています。
そして「相場観をもって投資することはプロでも難しい」ということです。
投資目的を明確にするとは、どのくらいの収益を期待するのか、どのくらいの期間運用できるのか、そしてどのくらいのリスクまで許容できるのかを明確にすることです。
そして分散投資とは、資産、地域(通貨)、時間を分散することです。
期待する収益率や許容できるリスクについてはやや専門的な検討が必要ですが、運用できる期間についてはいかがでしょうか。あまり時間的余裕が無いのでしたら少しずつ(時間分散して)売却されるのがよろしいでしょうし、長期保有が可能なのでしたら資産配分を再検討されるのがよろしいかと思います。
確かに当面は世界経済が好転するとは考え難いですね。ユーロ圏の財政不安・金融不安も解決にはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、今後さらに相場が下落するのか、それとも今が相場の底に近いのかは解りません。繰り返し言いますが、相場を見通すことはプロでも難しいのです。プロを含め多くの人がpipika33さんと同じように保有資産の下落に頭を抱えているのが何よりの証拠です。
従って、相場観は抜きにして、この機会に資産配分を再検討してみることをお勧めします。国内債券(又は定期預金)、国内株式、外国債券(先進国・新興国)、外国株式(先進国・新興国)、或いは不動産(リート等)や商品にそれぞれどの位ずつ分散して投資したらよいか検討してみてください。
pipika33さんの運用資産全体の占めるこれら投資信託の比率が解りませんので何とも言えませんが、偏りがあると思われたら一部売却するなり、他の資産に入れ替えるなりの手続きをされたらよろしいと思います。そのときには時間分散することも大切です。
以上、参考にしていただけましたら幸いです。
FPコンサルティングオフィス 代表 松永 文夫
http://www.fp-consul.jp/
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