対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
現在、A社とB社(それぞれ仲介業者)から中古戸建物件の案内を受けております。
尚、現在はマンション住まいで売り予定です。
9月下旬
A社と接触。何軒か紹介されるが希望物件はない。売りの話を先行し、マンション自宅を下見。まだ媒介契約はしていません。
10月上旬
B社と接触。複数紹介されたうちの1件が気に入る。B社経由で内覧済み。及び複数の銀行に仮審査依頼中。
10月中旬
再びA社と接触。B社から紹介された気に入った物件を案内される。その場では検討しますと回答。
違う物件で好意にしている銀行(メガバンク)があるとの事だったので仮審査依頼。
質問内容について。
売りはA社が実績があるので任せたい。
売り買いを同時におこないたいため、その気に行った物件をA社経由でおこなう事は可能でしょうか?
sipsipsipさん ( 千葉県 / 男性 / 37歳 )
回答:2件
仲介業者の変更は可能です。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
不動産購入の際に、複数の不動産業者に声を掛けるのは一般的な話です。
弊社で成約者にアンケートをとってみても、
声をかけた不動産業者としては、2~5社程度が多くなっています。
複数の不動産業者に物件をお願いすると、
同じ物件を紹介されることはよくあると思います。
また、同じ物件を違う業者で何回か内覧することもあるかと思います。
最終的にどこの不動産業者から購入するかは、買主自身で決めることになります。
実務的には、購入申込書(買付と言ったりもします)を書いて
売主に打診した時点で、その不動産業者に確定したと思ってください。
不動産業者間の不文律として、
購入申込書(買付)を購入希望者に書いてもらい、
売主に提出した段階で、売主側の不動産業者は、
その申込書(買付)を一番手として認識します。
不動産物件は、世界で一つしかないため、
複数の申込や購入の打診が重なる時があります。
どの買主と交渉をすればよいのかといった際に最重要視されるのが、
きちんと書面で購入の意思表示をした買主です。
いろいろと物件を紹介して、物件案内をしたとしても、
最終的に購入申込書(買付)を書いてもらえないのであれば、
その業者の力が足りなかったということになります。
今回、不動産購入申込書(買付)を書いていないのであれば、
A社を経由して申込書を売主に提出することでA社からの購入が可能です。
B社には申し訳ありませんが、そこに何も法的な制限はありません。
ただ、仁義的なものとして、B社が頑張ってくれていたのであれば、
購入はB社で、売却はA社でという選択肢もありなのではと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼

sipsipsipさん
2011/10/25 07:14的確なご回答並びに業界でのお話が聞けて非常に参考になりました。
ついでと言ってはなんですが、もう一つご質問がございます。
現在、B社で4行ほど銀行の仮審査をおこなっております。そこ以外の銀行でA社が好意にしているところがあるとの事で、そちらでも仮審査をお願いしております。(対象物件は異なります。)
仮にA社の好意にしている銀行の方で融資額が多かった場合、それを理由にしてB社に断りを入れ、A社から購入する事は出来るのでしょうか?
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
不動産仲介会社の変更
基本的には媒介契約をどちらとも結んでいないのでどちらとも取引出来るのですが、あまり双方を動かしてからどちらかを切るのは不動産取引経験が少ない方は避けるべきと思います。
買付をどちらかの会社で入れ、それから融資にあたるのが本筋かと思います。
(但し、売り先行(売らなければ買えない)であれば売りの会社を決めるのが先かと思います。その物件の売却出来るタイミングで現在検討されている物件があればその業者で購入も行うのがスムーズに進むと思います。)
どちらの会社にも良い顔をしていると業者が取引出来ると思いその後粘られたり面倒な事になる可能性があります。
融資額云々を理由にするのも、双方が同額だった場合逆に問題となりますのでお勧めしません。(融資額が少ないと伝えると他行の金額と同じにして来られたりと何かと面倒です。)
回答専門家

- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
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