海外在住者　ネットショップ（ビジネス）

商品を販売されるには、在庫などの問題があり、特に海外からだと運送費の割合も多く、物流の事も勉強しないといけません。
日本への販売の目的をしっかりとさせる事が肝心だと思います。
当方の場合、日本での販売のお手伝いと言う事で、夜中の販売のお手伝いをメキシコからして頂いているサイトの事例があります。
目的をどう捉えるかが、先だと思います。

海外からネットショップの場合にはやはりネックとなってしまうのは
送料の問題だと思います。

まずは商品を絞って限定発売などリスクのない方法ではじめるといいかもしれません。
例えば10個や20個限定で１カ月後にお手元に届きますというような
形で販売すればお客様もそれを承知で購入してくれます。

ネットは基本的に写真だけあれば販売できますし、
ショップを開かなくてもオークション等でテスト販売も出来ます。

ネットではなかなか手に入らないものが売れる傾向にありますので
自分が売ろうとしている商品が日本でどれ位流通しているか調べてみるものＯＫです。
オークションにしてもショップにしてもほとんど初期投資はかかりません。

外在住で日本でネット販売をするときの課題は２つ、口座開設（クレジットカード）と送料です。

１．口座開設は難しい

海外在住の方が日本でネット販売する場合にも特定商取引法の規制を受けます
また、国内で口座を開く必要があります。
そこで、常任代理人を立てる必要があります。お母さんなどになっていただくわけです。
お店の信頼度も高まります。


２．日本への販売方法と送料

ネットでの販売方法はいくつかあります。
１）ebayのセカイモンを通して日本人へ販売
２）日本のアマゾンのマーケットプレイスに出品
３）SHOPのHPを開き、SEOなどで自分で販売する

※楽天では海外居住者の出店を認めていなかったと思います。
ebayへの出店は難しくないと思いますので、ここでは省きます。


アマゾンへの出店では3つの形があります。
１、小口出品
２、大口出品(プロマーチャント)
３、大口出品（出店型出品）

■大口出品（出店型出品）がお勧めです。
アマゾンの倉庫に商品を在庫でき、自動で発送もしてくれ、送料も自分で決めることができます。

月額４９００円の固定費がかかるため、月に５０品以上販売できるようになるのが目安ですが、小口出品から大口出品に切り替える場合、小口出品のアカウントを閉鎖する必要があること、クレジットカード・メールアドレスも変えなければなりません。
最初から大口出品（出店型出品）でやることも考えるべきでしょう。



■SHOPのHPを開き、自分で販売する場合

tahooカテゴリー（52500円）、Xリコメンド（42000円）などに登録し、
All－ABOUTなどに紹介を依頼し、
日本にはない良い商品を置く
必要がります。




■送料が問題です。
高価な商品であれば送料はペイできますが、安価なものはペイできません。
軽くて小さくて高価なもの（宝石、時計、、、）が、商品としては良いと思います。


まとめて日本に送っておき、送料を低くする方法も考えられます。
在庫を置く場所がない場合、アマゾンのFBAサービスも良いと思います。
FBAサービスとは、amazonの物流システムを利用するもので、在庫、梱包、発送、顧客対応をすべて代行してくれます。
商品をamazonの物流センターに一括で送り、在庫しておけば、あとはOKです。




by Qualia-Partners 工藤英一