対象:リフォーム・増改築
新築で2×6工法で家を建てましたが、HMは1Fの採光を保証してくれていたのに、実際は壁面に対して窓のサイズが小さくて暗くなってしまいました。
当初希望していた窓は210×240のサイズの窓だったのですが、耐震上無理だと言われて、210×180の窓にしました。
でもどうにも暗いので、落ち込んでいたら、リフォームで210×240のサイズに変更できるか、会社でよく検討してくれる!っという事になりました。
私としては、もし可能なら是非お願いしたい所なのですが、設計の段階で無理!っと言われていたのに、完成後に、壁を壊して大きい窓への変更なんて、耐震上本当に可能な事なのでしょうか?
それから、ご近所の2×4(違うHMですが、)の家の窓は壁面に対しての窓がわが家よりとっても大きいんです。
会社によって、2×4(6)の耐震の面基準というのは違うのでしょうか?
よろしくお願いします。
かずはさん ( 大阪府 / 女性 / 38歳 )
回答:3件
もう一度よく先方に確認を
2×6も2×4も共に壁構造ですので、壁量と耐震壁のラインなどで耐震性能は決ってきます。
壁の開口が大きくなると耐震性能が確保できなくなる恐れがありますので、設計段階でNOであれば完成後に変更はできないはずです。
しかし図面が無いので分かりませんが、何らかの壁量の増加や補強によることができるのであれば一概に言い切れない面もあると思います。
かずはさんの書かれているサッシの開口寸法はW×Hの意味だと受け取れば、幅は共に210なので高さの違いだけであると思いますので、当初の壁量としてはいわゆる開口部上部の雑壁といわれる部分の面積の違いに関係してくると思いますが、耐震性能は雑壁も算入していいことになってきていますので、そのことも含めて無理と言うことを言っていたのかもしれませんね。
しかし、雑壁を小さくすることが無理と言うようなぎりぎりの設計をしているとは思えませんので、やはり当初の設計段階で無理と言うことならば、完成後に上に書いたように壁量を増やすなどの方法を取らない限り、開口面積を大きくすることは、この工法の場合、困難であると私は認識していますが。
その辺もよくHMさんに問い合わせなさってください。
明るいことも大切ですが、耐震性能が劣化しては虻蜂取らずになってしまいかねません。
回答専門家

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HMの考えを聞きましょう
2x6の方が2x4よりも強い(耐震性能が勝る)構造ではなく同じである事
をご理解いただいた上でお話させていただきます。(しかしバルーン工
法と言って吹抜部など高さが高い壁で構成する場合は2x6材が有利です。)
設計段階で窓の大きさが決められた理由として考えられるのは(示され
た窓サイズの幅x高さ、高さx幅どちらの場合でも)そのHM(ハウス
メーカーと理解しましたので以下同じ)との間で住宅性能表示を取得す
る事になっていましたか?もし性能表示を行う場合であればその性能等
級から決められた可能性が有ります。表示を求めていない場合であれば
そのHMの社内基準が起因していると思います。
基準法で定められた耐力壁とは別に性能表示の等級性能では準耐力壁と
いう窓の上の壁や窓の下の壁や構造用合板では無い壁をカウントして耐
震等級を決めています。社内基準がこれに準ずるように考えている場合
があると思います。
他のHMでは広い窓になっているとのご指摘は窓だけでは判断できなく
家全体の耐力壁のバランスを見なくてはいけません。しかしHMはコス
ト面から一般流通部材の種類を絞っている事がよく有りますのでHM間
での違いが出ることはあると思います。
リフォームで窓が変更が出来るのか検討すると言う事はお話した準耐力
壁の扱いをどのようにするのか検討すると言う事は考えられます。その
場合、建築基準法は満たしているわけですから法的な問題は無いと言え
ますが、かずは さんが耐震に対してどのように思われているかに拠り
ますので考えておいた方が良いでしょう。
補足
(回答に文字制限が有りますので追記いたします。)
何れにしましても、家を造る原点に戻って考えて下さい。かずは さん
がなぜ2x6をHMで造ろうと思ったのか、明るさなのか耐震性なのか?
両方なのかそれでは在来工法や他の工法と比較してなぜ2x6工法なのか
工法には夫々出来る事と出来ない事が有ります。無闇に進めるのではな
くよく理解した上でリフォームをされる事をお勧めいたします。
回答専門家

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山本 武司
リフォームコーディネーター
-
「もっと明るさを取り入れる」と言う要望で可能です。
そもそも耐震と言うことについて、
通常「家は強いほうが良いですか」「それとも・・」
と言う質問を業者がするならば・・・
全てのお施主様は強い方と言う答えになりますね。
当然です。
2×6は寒い地方により気密性を高めるために開発
された商品です。
ご存知のように軸組み工法と違い「面」で成り立つわ けですので耐震と強調すると小さいほど耐震性がある ということになります。
ですのでHMにより考え方により差ができます。
ただHMも嘘を言っているのではなくて、試験や製作
段階である基本パーツで構成された商品の中で
ご提示しているわけです。
ご質問のように業者によって建築基準法内なら耐震基 準は、異なります
すなわち耐震基準>が多きほど=BESTではないわ けですから
明るさを取り入れると言うことで建築業者にご相談が
適切かと思います
私の個人的想いですが、阪神淡路大震災があり悲しい できごとがあって、その後昨今耐震偽装 問題が発生
耐震基準法が、施行、改定されています。
強い=良し=快適の課題は本当にそうだろうか
疑問を持っています。
(現在のポイント:-pt)
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