対象:ペットの医療・健康
14歳のオスのシーズーです。1ヶ月前に血尿が出て、病院で抗生物質と止血剤を7日分もらい、飲み終わる頃には尿の色が黄色の戻りました。しかし、それまで1日3缶食べていた食事が1缶以下にまで減り、10日前に再度受診。栄養の皮下注射をしました。
それでも元気にならないので、今週からは病院を変え、血液検査をしたところALPが1126、ASTが209、ALT451、T-BIL2.1などが特にひどい数値ででました。毎日皮下点滴と1日2回の肝臓の飲み薬が処方されました。この治療にして1~2日で貧血のようだった皮膚の色が黄疸になり、水以外口にしなくなりました。
飲み薬後しばらくすると、胃が空気でパンパンに膨らみゲップがでます。
元々腰痛があり、鎮痛剤を今年に入ってから毎日与えているので、その薬との合性が悪いのかもしれませんが、この薬を止めてしまうのは厳しいです。
肺に水が溜まってはいないと言われます。
なんとか物が食べられるようにならないでしょうか。
okameさん ( 東京都 / 女性 / 37歳 )
回答:1件
Re:黄疸は消えないのでしょうか?
黄疸とは、血液中のビリルビンという物質が増加し、皮膚や粘膜が黄色くみえる状態のことを示します。黄疸の発生する原因としては溶血(免疫介在性貧血、玉ねぎ中毒など)、肝臓の機能低下(肝炎、肝硬変など)、消化管へのビリルビン排出異常(胆管閉塞)などが挙げられます。
基本的に、原因疾患に対してきちんと治療することで黄疸は徐々に消えていきますが、治療の効果には個体差があります。
食欲はほとんどの病気により低下、廃絶傾向を示しますので、黄疸や原因疾患の治療に反応があれば次第に回復してくるのではないでしょうか?
鎮痛剤を使用しているとのことですが、薬の種類によっては長期の使用により肝臓に負担をかけるものも存在し、それによる薬剤性肝炎も黄疸の原因となりますので今はどの治療を最優先させるべきなのか獣医師とよく相談して治療を進めて頂きたいと思います。
評価・お礼
okameさん
2011/07/10 19:39丁寧な回答をありがとうございました。
看病の甲斐無く、残念ながら愛犬は7月9日に永眠しました。
かかり付けの先生の話では、かなり肝硬変が進んでたとのことです。
今は悲しみで一杯ですが、1日でも早く日常生活に戻れるよう頑張りたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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