対象:投資相談
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2つの銀行から外貨建て個人年金保険を勧められています(資金はすでに米ドルで持っています)。
円高ということもあり、10年は置いてもいいかと思っていますが、円安になった時には円に替えたいとも思っています。
二つの銀行とも10年後の受け取り額には差がないのですが、一方は市場価格調整率(?)があったり、もう一方は一時払い保険料より1年目の積立額が減ってしまうなど、途中の積立金額が違っています。
また、一方は途中で円安になったときに日本円で確保して、そのまま満期まで置いて満期時に日本円でもらえるというので、ちょっと惹かれています。
この二つの銀行の商品以外も現在勉強中ですが、よくわからないので教えていただければうれしいです。
・外貨建て個人年金にはいくつか種類があるのでしょうか?
・また選ぶ際どのような点に気をつけたらいいでしょうか?
・引き受け生命保険会社が倒産した時、補償はあるのでしょうか?
・5月後半の積立利率は2.55~2.65%ぐらいと聞いていますが、4月から見てみると半月ごとに0.5%ずつ下がっています。
この水準はどう思われますか?(もっと下がってしまう前に買ったほうがいいですか?)
素人の質問ですみません。
よろしくお願いします。
yusuzuさん ( 神奈川県 / 女性 / 47歳 )
回答:1件
いくつか注意すべき点があります。
yusuzu様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問内容、拝見しました。
米ドル建ての運用につきましては、個人年金保険の他にも、米ドルMMF、米国債など、いろいろありますが、保険商品の場合は、保険機能を付加するためのコストが掛かりますので、その点は、よく理解した上で、ご検討ください。
・外貨建て個人年金にはいくつか種類があるのでしょうか?
米ドル建て、ユーロ建て、豪ドル建てなどが一般的ですね。
外貨建ての受取額が決まっているものは、どれも運用の中身は外国債券などです。
・また選ぶ際どのような点に気をつけたらいいでしょうか?
為替リスクと換金性にご注意ください。
例えば、10年経過しないうちに、マーケット環境が大きく変化し、換金したくなった場合の取扱などを確認しておいた方がよいです。
・引き受け生命保険会社が倒産した時、補償はあるのでしょうか?
保険会社が生命保険契約者保護機構に加入していれば、倒産しても、一定の補償がありますが、万一の時は、契約上の受取額が削減されることがあります。
・5月後半の積立利率は2.55~2.65%ぐらいと聞いていますが、4月から見てみると半月ごとに0.5%ずつ下がっています。
この水準はどう思われますか?(もっと下がってしまう前に買ったほうがいいですか?)
米国債の金利水準は、今5年物で、1.79%くらい、10年物で、3.13%くらいです。
今後金利が上がるか下がるかは、短期的には、予想が難しいですが、マーケットは、長期では、少なくとも日本より上がる可能性が高いと予想している模様です。
なお、保険の積立利率というのは、預けた保険料から保険コストを差し引いた残りの積立部分に掛かる利率なので、実質の利率とは異なります。その点はご注意ください。
さらに詳しくは、特定の金融機関との雇用関係のない、フリー(独立系)のファイナンシャルプランナーにご相談されてみてはいかがでしょうか。
フリーのFPは、組織と個人ではなく、個人と個人の信頼関係にもとづいてアドバイスをしますので、立場上、ご相談者の利益を最優先に考えることができます。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼

yusuzuさん
2011/05/24 22:03ご回答いただきましてありがとうございました。
MMFや米国債など、まだまだ勉強すべきことがあると実感しました。
その上でまた相談させていただきたいと思います。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
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