対象:住宅資金・住宅ローン
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住宅ローンの金利が下がり傾向だったものが、今月になって大幅に上がりました。
何故このタイミングで上がったのでしょうか?
フラット35Sで申し込みをしており、来年3月(建築がずれ込めば4月)に融資してもらう予定です。
今後も上がり傾向なのでしょうか?
このまま上昇を続けるのかと不安に感じております。
よろしくお願いいたします。
mle05035さん ( 静岡県 / 女性 / 31歳 )
回答:4件
金利上昇の理由について
こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
住宅ローンの長期の金利は、新発10年物国債の利回りを基準に決められます。その利回りが先月から上昇しているからです。上昇原因としては、1つは欧州、アメリカなどの株価のよりいっそうの下落不安が和らいだためです。また、下落不安が和らいだためにアメリカの長期金利も上昇したため、日本の金融機関が損失を被り、その穴埋めに日本の国債を売ったため金利が上昇したという話もあります。世界中のお金の流れが日本に影響します。よって、今後どうなるかについてですが、世界の情勢により、来年以降どのようになるのかについては、なんともいえません。ただ、急激に3月までに1%以上上昇することはないと思われます。
株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男
評価・お礼

mle05035さん
2010/12/24 11:05ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
世界中のお金の流れが上昇の理由なのですね。理由がわかり気持ちが落ち着きました。
本当にありがとうございました。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
今後の金利について
mle05035様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、住宅ローンの金利が上昇し始めているのは、直接的には、長期金利の上昇が理由です。
長期金利の代表的な指標としては、新発10年国債の利回りがあります。
ちなみに、短期金利は、中央銀行の日銀が、コントロールしているのですが、長期金利は、市場で決まります。
市場で決まることなので、金利上昇の理由は、ひとつではありませんが、もし個人的にひとつ挙げるとするなら「インフレ懸念」です。
報道などでお気付きかもしれませんが、国の財政は、かなりひっ迫しており、埋蔵金もほぼ枯渇している模様です。
ですので、もう国債の増発は、避けられないのではないか、と市場は、みているはずです。
国の借金が莫大になれば、利払いも莫大になるので、政府は、実質的なお金の価値を減らすため、調整インフレを起こそうとするかもしれません。
事実、最近になり、日銀は、上場投資信託を経由して株式や不動産を、市場から直接買い入れることを決めました。
政府の圧力があったのかは、不明ですが、株式や不動産の時価を無理やりにでも引き上げたいという動きです。
この動きがエスカレートしていくと、モノの価値が上がって、お金の価値が下がっていきます。
今はまだデフレ傾向なので、現金をたくさん持っている人が「王様」ですが、インフレになると、一転して、現金だけで抱えている人が「負け組」になります。
本来は、詳しくご相談の背景を伺う必要がありますが、一般的にいって、今、固定金利のローンを組んで不動産を買うのは、わるくはない選択と思いますよ。
ベストのタイミングで借りられなかったのは、残念ですが、今年の8-10月頃は、急激な円高もあり、むしろ異常な感じがありました。
なお、上記はあくまで私見ですし、私もすべて分かっているわけではありません。
ご自身で最終的な判断をするために、できれば、担当のFPをつけて、より深く金融経済の解説をしてもらうことをおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼

mle05035さん
2010/12/24 11:08ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
“固定金利のローンを組んで不動産を買うのは悪くはない選択”とおっしゃって頂きほっとしました。また、金利上昇の理由がわかり気持ちが落ち着きました。
本当にありがとうございました。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
金利上昇の理由について
mle050535さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『住宅ローンの金利が下がり傾向だったものが、今月になって大幅に上がりました。なぜこのタイミングで上がったのでしょうか?』につきまして、ひと言でいってしまえば、アメリカ政府による『金融緩和策』が大きく影響しています。
アメリカ政府が景気対策として、金融緩和策をとったことにより、予めアメリカの長期国債をたくさん買い占めていた邦銀は思惑が外れて大きな損失を出してしまったので、その穴埋めに日本の長期国債を売却したことが大きく影響して、長期国債の金利がここにきて上昇傾向にあるため、住宅ローン商品のうち長期国債の金利水準を目安にローン金利を決定する長期固定金利商品であるフラット35sも、その影響を受けていることになります。
以上、ちょっと分かりづらいかも知れませんが、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

mle05035さん
2010/12/24 11:12ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
他国の動きにも影響を受けるのですね。
リスクのないローンを選んだことで納得しようと思います。
本当にありがとうございました。
回答専門家

- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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中村 諭
ファイナンシャルプランナー
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フラット35の金利
mle05035様
はじめまして。
住宅ローンソムリエ(R)という商標で専門分野「住宅ローン・アパートローン」のFPをしております。
(NPO法人日本MP協会認定の千葉県第1号のモーゲージプランナーでもあります。)
宜しくお願いいたします。
ほかの専門家の方が書かれている通り、フラット35の金利は長期金利に影響をうけます。
その長期金利がこの数カ月、過去最低水準にまで下がっていました。
最近の金利上昇は下がり過ぎた分が戻ってきた感があるので、現在の金利が急に高くなった(今後も上昇し続ける)ということでは無いのでは?と個人的には考えています。
ただし、過去10年程度を見てもまだ低い状況ですので、もう少しあがるかも知れませんね。
参考にこちらのサイトをご確認ください。
http://www.bb.jbts.co.jp/data/index_kinri.html
以上ご参考になれば幸いです。
『住宅ローンソムリエ®』(有)信共 代表取締役 中村 諭
モーゲージプランナー[SCMP] / ファイナンシャルプランナー[CFP(R)]
http://www.shinkyo-jp.com/
jls@shinkyo-jp.com
評価・お礼

mle05035さん
2010/12/24 11:11ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
過去最低水準のタイミングで借りれなかったことは残念でしたが、リスクのないローンを選んだことで納得しようと思います。
金利上昇の理由がわかり気持ちが落ち着きました。
本当にありがとうございました。
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