対象:矯正・審美歯科
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下の歯の抜歯後の移動について
こんにちは青山骨董通り矯正歯科の東海林 貴大(しょうじ たかひろ)です。
1、上の歯はインプラントを使って前歯を下げるのに、なぜ、下の歯は補助的な装置を使用しないのか?
これは、歯の大きさが関係しています。
上の前歯は下の前歯よりも大きいですが逆に、上の奥歯は下の奥歯小さいのです。
そのため同じように引っ張った場合、上の前歯の方が後退量が小さくなってしまいます。
したがって上はインプラントを利用してより前歯を後退させていく必要がありますが
下はワイヤーで引っ張るだけも大丈夫なのです。
2、犬歯が奥歯へ移動するまでの期間について
期間はおよそ7,8か月です。
抜いた4番の大きさがおよそ7,8mmのサイズです。
そして矯正治療における歯の移動は平均的に1ヶ月に1mmです
毎月1mmずつ閉じていくと考えれば7,8カ月で閉じていくことになります。
もちろん個人差がありますのですこし早くなったり遅くなったりということはあります。
これから抜歯した隙間を閉じる治療に入っていくようですが
どんどん前歯の突出感や口元の改善が
しますので大変ですが治療は大変ですががんばってください。
回答専門家

- 東海林 貴大
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
見えない裏側矯正の専門家
歯並びやかみ合わせに悩まれている患者さんのために誰にも気がつかれずにきれいになることができる裏側矯正の臨床に日々取り組んでいます。モットーは「つねに患者さん目線で診療すること」すこしでもたくさんの患者さんを幸せにするために頑張ります。

堀内 晃
歯科医師
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Re:抜歯痕について
こんにちは、長崎の堀内です。いろいろ気になっておられるようですね。
さて、お問い合わせの件ですが、下の前歯はインプラントなど使用しないでも大丈夫なのかということですね。
おっしゃるように下の骨のほうががっちりしていて抜歯の際などはちょっと大変だったかもしれませんね。
ただ、歯の動き方のしやすいしにくいの差は、骨の中に埋まっている根っこの表面積の大小が大きく影響します。根っこは歯冠といって咬む部分の大きさにある程度比例してますから上の前歯の根っこのほうが表面積が大きく結果として動きにくいというところがあります。逆に下の前歯は動きやすいことになりますね。また、下前歯のところについてご自身で触ってみればわかると思いますが、骨自体が薄いですよね。それにくらべて下の奥歯は厚い骨で覆われています。結果として一番動きにくいのは下の奥歯ということなんですね。歯列矯正で隙間を閉じる際は、後ろの歯と前歯の綱引きになりますから、上の歯列に固定源としてインプラントやヘッドギアなどを使用しないと結果出っ歯の状態で治療がおわってしまうということになるわけです。
そういうわけで上の歯列においてはなにかしら奥歯が動きにくい状態を作り出すための固定源が必要になるわけです。
おわかりいただけましたでしょうか?
評価・お礼

ままぷさん
2010/11/02 19:24回答ありがとうございます。
本当は担当の先生に聞くべきだと思うんですが、当たり前ですが調整後に変化するので次の調整日までに色々疑問が出て来ます^^;
下の歯に比べると上の歯は簡単にスポンと抜けたので動かすもの下は大変なのかと思っていました。
表面積の大きさなんですね。
理解出来ました。
(現在のポイント:-pt)
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