対象:矯正・審美歯科
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堀内 晃
歯科医師
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Re:抜歯痕について
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こんにちは、長崎の堀内です。いろいろ気になっておられるようですね。
さて、お問い合わせの件ですが、下の前歯はインプラントなど使用しないでも大丈夫なのかということですね。
おっしゃるように下の骨のほうががっちりしていて抜歯の際などはちょっと大変だったかもしれませんね。
ただ、歯の動き方のしやすいしにくいの差は、骨の中に埋まっている根っこの表面積の大小が大きく影響します。根っこは歯冠といって咬む部分の大きさにある程度比例してますから上の前歯の根っこのほうが表面積が大きく結果として動きにくいというところがあります。逆に下の前歯は動きやすいことになりますね。また、下前歯のところについてご自身で触ってみればわかると思いますが、骨自体が薄いですよね。それにくらべて下の奥歯は厚い骨で覆われています。結果として一番動きにくいのは下の奥歯ということなんですね。歯列矯正で隙間を閉じる際は、後ろの歯と前歯の綱引きになりますから、上の歯列に固定源としてインプラントやヘッドギアなどを使用しないと結果出っ歯の状態で治療がおわってしまうということになるわけです。
そういうわけで上の歯列においてはなにかしら奥歯が動きにくい状態を作り出すための固定源が必要になるわけです。
おわかりいただけましたでしょうか?
評価・お礼
ままぷ さん
2010/11/02 19:24
回答ありがとうございます。
本当は担当の先生に聞くべきだと思うんですが、当たり前ですが調整後に変化するので次の調整日までに色々疑問が出て来ます^^;
下の歯に比べると上の歯は簡単にスポンと抜けたので動かすもの下は大変なのかと思っていました。
表面積の大きさなんですね。
理解出来ました。
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