対象:不動産売買
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現在、地元の工務店と一緒に新築の計画を進めております。
長い間取りの打ち合わせも大詰めになり、次回の打ち合わせでは概算金額が示される予定です。
その金額に納得できれば、100万円の頭金を納めて仮契約を締結することを求められています。
仮契約後は、窓や設備などの仕様を細かく調整していって、金額面での最終調整の後、本契約という流れになるそうです。
そこで、質問ですが、仮契約時に注意しておかなければならないこと、確認しておかなければならないこととは、どういったことがあるのでしょうか?
そもそも、仮契約とは、工務店にとってどういう意味を為すものなのでしょうか?
よろしくお願いします。
大祐さん ( 福岡県 / 男性 / 39歳 )
回答:2件

西垣戸 重成
不動産コンサルタント
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契約行為そのもの
大祐さんはじめまして。住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
契約行為に、仮というようなものはないですから通常の契約行為だと考えていただくべきでしょう。
また、契約までは注文者の大祐さんの立場が上でしたが、(仮)契約後は金銭を授受した請負者の方が上になると考えて対処ください。
恐らく、仮契約=設計契約というような感じだと思いますが、仮契約後に解約した場合の契約金の取扱い、契約後の金額アップの可能性などについて十分に納得の上で締結いただく必要があります。
(仮)という言葉が付くと何となく安心感があるように思いますが、現実的には契約行為ですから本契約と思って取り組んでください。
以上、簡単ですがご参考となれば幸いです。
評価・お礼

大祐さん
早速の回答ありがとうございます。
>>>>
また、契約までは注文者の大祐さんの立場が上でしたが、(仮)契約後は金銭を授受した請負者の方が上になると考えて対処ください。
◎やはりそうですか。何となくそんな気がしていましたけど・・・。
信頼できる方々だと私は好印象を得ているのですが、具体的にはどういった面で対応が替わってくるのでしょうか。
◎「契約後の金額アップの可能性などについて十分に納得の上」について、もう少し具体的にご教示願えないでしょうか。よくあるケースなどをご教示頂けると幸いです。
よろしくお願いします。

西垣戸 重成
大祐 様
ご返信有難うございます。
敢えてオーバーな表現を使用しましたが、例えば、契約前であればいつでも一方的に計画を中断できるものが、契約後は、設計料等の実費を支払わないと解約できない場合があるなど、大祐様に金銭、精神的な面でペナルティーがプラスされる可能性があるということです。
契約後、解約による損失を出すよりは金額アップを承諾する要因ともなります。
一方。本契約に至らなければ契約金は預かり金として全額返金するというならば、書面にて明らかにしておく必要あります。
詳細まで計画図面や設備仕様を詰めていない場合は、大きなコストアップに繋がる代表的な項目として特殊基礎補強工事費、屋外給排水工事費、外装工事、設備機器、外周り工事(も門周りやお庭など)などが考えられます。また、エアコン、カーテン、照明器具などの予算取りもお忘れなく。
大切なことは、作成図面と算出された見積書の内容をご希望に照らし合わせ、変更が必要な個所や未だに確認及び積算されていない工事がないものかどうかをきっちりと仮契約前にご確認されておかれることです。
EYE-PLUS 西垣戸 重成

市川 均
建築家
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契約前に詳細な見積書をもらってください
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
私は建築家ですが、いつもセミナー等でお話しすることは、「皆さん家をつくる時の金銭感覚が狂っています」ということです。家の新築工事の契約(仮契約も含めて)は、おそらく1000万円以上の契約(買物)です。そんな高額な買物をする時に見積書の明細を見ないというのは、普通の金銭感覚からすると考えられません。概算金額は、何の根拠もありません。言い値みたいな物です。その段階で「工事契約」をするのは我々建築家の立場では考えられません。柱一本一本、コンセント一つ一つの金額を合計した物が、工事契約の金額です。
また、仮契約の頭金の100万円も高すぎます。まだ工事のために柱や梁を買う段階でもありません。工務店の日常的な経費に使われてしまいます。参考までに、100万円と言えば、30坪程度の家の柱や梁の構造木材の総額にあたります。そんな大金です。きちんと、建物の仕様(窓、壁、屋根、床、キッチン、風呂など)を決めて見積書の明細を出してもらってください。その上で、契約する事をお勧めします。
評価・お礼

大祐さん
アドバイスありがとうございます。
実は建坪が35坪程度で、詳細見積もりも、窓ひとつの単価から見積もりでわかるように提出を求めております。
ただ、決まっていないのは窓の詳細な配置とコンセント、キッチンの仕様です。
当然、一般的な仕様による金額は積算に入ることとなりますので、仕様の変更などによる金額の上げ下げかなとは考えていますが、仕様を下げたりした分が、しっかり変更後の金額に反映されるかどうかが不安です。さらには、詳細見積もりを出してもらっても、構造材の単価が適正価格かどうかは、素人には全くわからないのが不安です。

市川 均
アーキネットデザインの市川です。
返事が遅くなりすみませんでした。
今からでも建て主さんの立場でアドバイスしてもらえる専門家を間に入ってもらう事は出来ないのでしょうか。私も途中から、建て主さんと工務店の間に入って、設計と現場の監修をした事があります。
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