対象:新規事業・事業拡大
私は住宅リフォーム業を営んでおります。
会社は有限会社です。
先日、お客様にもっと還元できる方法を考えていました。
そして、工事代金の一部を運用し、還元できると思いました。
具体的には、工事代金の数%を株式運用し、利益を還元するというものです。
しかしながら、顧客様には特別に何か証券を発行するものでもなく、また、工事の利益も一律ではないうえ、あくまでも工事請負代金の一部を運用するということで、利益を保証するものではありません。
ただ、「あなたから頂いた利益の一部を運用して、このように利益がでました。保管しておきますので、次回のリフォーム工事の足しにしてくださいね。」というものです。
私は工事を依頼していただいたお客様を、出資者と捉え、今後還元していく方向でお付き合いしていきたいと考えています。
このようなビジネスモデルは法律で何か制限があるものなのでしょうか?
ぜひお力をお貸しいただけますよう、よろしくお願いいたします。
補足
2010/08/23 08:35出資者といえども、正式に出資していただくわけではありませんので、証券などを発行することもありません。
seiwa00jpさん ( 千葉県 / 男性 / 39歳 )
回答:1件

中山 幹男
経営コンサルタント
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工事代金の株式運用について
法人向けのコンサルティングを実施しているA&Mコンサルトの中山と申します。お問い合わせの工事代金の株式運用サービスの件ですが、下記回答を御連絡いたします。
内容がお役に立てば幸いです。
1.顧客の工事代金を売上高として計上し、会社として収益を株式投資し運用する範囲は通 常の経営活動で問題はありません。但し、顧客にこの投資利益還元をする事は税務上問 題になる可能性があります。あるいは売上を最初から顧客別に株式運用目的で投資費用 として資金を集めた時も税務上問題がでます。
2.現在、当社で関西のある工務店の経営支援を実施しておりますが、顧客サービスの観点 からは別の施策を考えるべきと思います。
例えば地域密着型施策前提で
1)リフォームの相談を専門家と組んで受け、魅力的なプラン提案する
2)リフォーム後の定期的なアフタフォローを確実に実施する
3)趣味の教室のお知らせなどを紹介した地域ミニコミ誌を月一回発行する
いずれにしても貴社の顧客が何を望んでいるか、何を付加価値として提供できるかをも う一度考えられてみてはどうでしょうか
評価・お礼

seiwa00jpさん
中山様
早速お返事いただきましてありがとうございます。
税務上の問題がありそうだとのことですね。つまり、お客様の所得税が発生する可能性があるということでよろしいでしょうか?
よく考えてみると、お客様はそこまでのことは期待していないかもしれませんね。
ご丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。
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