対象:エクステリア・外構
回答:3件

久志 晋司
エクステリアコーディネーター
-
家と同じ在来工法で作れば良いです
はじめまして、リーベワークスの久志と申します。
私共、ウッドデッキの専門店として関東圏のウッドデッキ施工、及び全国のへ商品配送を行なっております。
和風の建築に合わせたデッキ(大きな縁台)を作るなら、和風建築(在来工法)での作り方をお勧めします。スイミーさんが感じている「我が家に合わない感」は、目に見える作り方の違いが一番の原因だと思います。そしてこの作り方こそ、デッキそのものの耐用年数を左右する大きな要因となっているのです。家を作るときも柱や梁の太さや結合方法については十分見当された事と思いますが、屋外で使うデッキにも同じ事が言えるのです。
しかしここで注意しなければならないのは、木造の大工さんが住宅用の資材(国産の針葉樹系)でデッキを作ってしまう事です。屋外で長期的に耐え、お手入れ要らずのデッキを作ろうとするならば、残念ながら素材は外来の輸入材を採用しなければなりません。
弊社がお勧めする木材は、オーストラリアヒノキ(サイプレス)です。屋外でも腐りにくく定期的な防腐処理を行なわなくても15年程度は腐らずに使える素材と考えております。またヒノキの香りがとても気持ちよい点もお勧めです。
屋根をかける事で腐食を抑える考えもありますが、純和風であれば屋根の構造にもこだわりたいですね。ただ、雨ざらしでも十分に耐えうるデッキがあるという事、そして屋根をかけるという事は建蔽率などの制約に触れないかという事も考慮してみてください。
長々と失礼いたしました。
どうぞよろしくお願いします。
有限会社 リーベワークス
久志晋司(ひさし しんじ)
補足
補足
岐阜にお住まいのスイミーさんへは、弊社で販売しております「ウッドデッキプレカット」を御案内します。ご希望の寸法に合わせて、工場でプレカット(仕口加工)した商品を全国へ配送するシステムです。到着した材料をご自身でDIYもしくは地元の施工店にて工事を依頼することで、在来工法のウッドデッキが完成できます。
是非、下記のサイトもご覧ください。
■ リーベワークス ウッドデッキプレカットシステム
http://www.14510.jp/campaign/200902
評価・お礼

スイミーさん
ありがとうございました。在来工法で屋根を作るということは、考えていませんでした。身の回りは洋風または、和風もどきの家が多く、ウッドデッキに屋根があったとしても我が家の参考にはならずに迷っていました。ぜひ、考えてみたいです。また、材料についてもアドバイスいただき、ありがとうございました。

久志 晋司
コメントいただき、ありがとうございます。
是非お声かけていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
久志 晋司

中島 通泰
ガーデンデザイナー
-
純和風のウッドデッキと屋根
はじめまして、アーバンスケープの中島です。
名古屋でエクステリア・ガーデンの設計施工をしております。
純和風の家に合うウッドデッキをお探しとのことですね。
和風のイメージを出すには和風建築の様式に用いられている手法を生かして欲しいと思います。
基本的には社寺の庭園が参考です。
1.建物と平行に板を貼らない
2.貼る板は通常の洋風デッキより広めもしくは濡れ縁風に細目にする。
(細めの場合は踏み心地や隙間からの落ち葉の落下なども検討して下さい。)
3.木目の出ている正方形の板を市松に貼る手法もあります。
でも正直にいうとデッキ以外のお庭の背景、お庭の植栽、デッキ上の屋根の雰囲気の方を優先してあげたほうがいいと思います。本来先にそちらのデザインと一緒にデッキの形状を考える物ですから。デッキの仕様は実際に使い勝手よく考えてみて下さい。
屋根の方ですが、実は私の会社の本業です。せっかくの和風建築ですので雰囲気を壊さない屋根をつけて欲しいです。
既製品のエクステリア商品では和風の奥ゆかしさはまず出せません。
隣県ですので、よかったらホームページ見てみてください。
http://www.urbanscape-labo.net/
アーバンスケープです。
http://www.risaburo.com/
本業の屋根の方です。
評価・お礼

スイミーさん
ありがとうございました。社寺の庭園、なるほど確かに、我が家のイメージと合いそうです。そんなふうに考えてもみなかったので、びっくりしました。細かいアドバイスもありがとうございました。屋根の方ですが、ホームページもじっくり拝見させていただきたいと思います。ありがとうございました。

新岡 俊彦
ガーデンデザイナー
1
純和風の家にもウッドデッキは似合います
スイミーさん、はじめまして。
ウッドデッキ専門施工会社テクノグリーン、ウッドデッキプランナーの新岡と申します。
和風の家のウッドデッキ=縁台という発想になってしまいがちですが、デザインに工夫すれば和風の家にもウッドデッキは似合います。洋風の家に作るウッドデッキによくあるようなフェンスではなく、格子フェンスを一部につけるか、フェンスなしのウッドデッキは和風の家にもピッタリとします。当社で施工した写真を参考にしてください。
ウッドデッキに屋根を付けるのは腐らせないためというよりも、雨の日でも使用できる事を主な目的として施工します。
ウッドデッキへの腐朽が心配のご様子ですが、ウッドデッキ専門会社で、「10年保証」している会社であれば使用木材の腐朽試験(JIS Z2101 耐朽性試験)で質量減少率1%以下の木材を使用していると思います。
20年間でウッドデッキ&屋外木構造物を1000か所以上設計し、50か所以上腐朽したウッドデッキの解体に立ち会った経験からしますと使用する木材の選定に加え、施工法・設計が重要になってきます。腐朽に対する割合は材料5割、施工3割、設計2割くらいと考えられます。
当社ホームページに施工業者の選び方を詳細に書いてありますので参考にしましてお近くの施工業者を選定し、満足できますウッドデッキが完成するよう願います。
ウッドデッキ専門施工会社テクノグリーン http://www.technogreen.jp
評価・お礼

スイミーさん
ありがとうございました。フェンスを工夫することによっても家に合うウッドデッキができるのですね。いろいろな方にいろいろなアドバイスをいただき、よく勉強になりました。また、腐朽の原因は材料だけではない、ということも知りました。施工業者選びも大切になってくるのですね。参考になりました。ありがとうございました。
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A