対象:投資相談
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考え方、読み方について
サンハーブ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
投資信託の解約の件、元々の投資目的や予定している運用期間などが、わからないので何ともいえない面がありますが、確かに、市場環境の激変などで、買って、持ち続けて、祈る、という投資スタイルに疑問を持ち始めている方は、少なくないです。
ですが、分散投資、長期投資の基本が完全に死んでしまったわけではありませんし、もし計画があるのであれば、強い意志をもって継続することもひとつの選択肢です。
最近は、ものごと全般について、すぐに結果がでないとあきらめてしまう風潮がありますが、今は冬の時期でも耐えしのいで、信念を持って、ぶれずに継続した人が、大きな成果を出す、というのは、何と言いますか、人生の法則でもあるように思います。
ただ、今後何の工夫もしなくてよいかといえば、そうではなく、例えば、ポートフォリオ運用に切り替える、リスクヘッジの手法も勉強してみるなど、これを機会にやるべきこともありそうです。
それと、円高が今後何年続くのかは、誰にも分かりません。
ただ、今円高の理由は、世界のリスクマネーの退避先として、円が選ばれてしまっていることが大きな要因と個人的にはみています。
円が選ばれる理由は、日本がデフレ経済であるなど、いくつかあるでしょうが、実際、日本では、投資信託よりも、円預金の方が、大人気ですから、海外の投資家も、お金持ちの日本人が円にしがみつく限りは、その価値が当面下がることはないだろうと予想しているのではないでしょうか。
投資運用に絶対的な答えはありませんが、ひとつの判断材料として、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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投資信託の解約について
サンハーブさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『すぐに解約した方がいいのでしょうか?』につきまして、現在、サンハーブさんが保有している投資信託につきまして、
グローバル好配当株オープンのモーニングスターによるレーティングは三つ星、リスクメジャーは4と、平均以上にリスクの高い投資信託となります。
また、ファミリーファンド方式で運用していることもあり、保有コストも割高になってしまっています。
HSBC新BRICsファンドのレーティングは四つ星、リスクメジャーは5と等々に高いリスクを伴う金融商品となります。
また、ファンドオブファンズ方式で運用していることもあ、保有コストが割高になってしまっています。
尚、保有されているこれらの投資信託を売却するかどうかにつきましては、まず、保有している投資信託そのものが今のサンハーブの希望に合致した金融商品かどうかということ。
また、保有するとした場合、今後、どの程度の期間までならば保有することができるのかということ。
などを考慮したうえで、保有し続けるかどうかを決定するようにしてください。
また、両ファンド共に、世界の株価をありのままに反映した、国際株式型インデックスのパフォーマンスを大きく下回ってしまっていますので、もし、今後に回復を期待するとしても、基準価格が元の水準に戻るには相当な期間が必要になってしまうかも知れません。
また、為替動向につきまして、ユーロは金融不安、ドルは企業業績などの関係から、買える通貨が結局今は円しかないという、消去法から円が買われていることになりますので、この点を踏まえて、今後どう判断するかということになります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
サンハーブさん
ご回答ありがとうございました。よくわからないまま購入してしまって・・
渡辺 行雄
サンハーブさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからも分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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現況の為替レベルと保有商品の特徴について
サンハーブ 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
将来の円高、円安を予測するのは難しいのですが、現在のドル円のレベルは、正常なレベルにあるものと考えています。
夫々の通貨の交換レートを、購買力平価の一種と看做して比較するビックマック指数をを用いた為替レートは、1ドルは90円程度です。(2009.07現在)
他の指標による実効為替レート、両国の消費者物価指数等も同様の傾向です
宜しければ下記をご一読ください。
ビッグマック指数と為替レート09年02月20日
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-21090/
従いまして、上下5%程度はゾーン内にあるものと考えています。94.5円~85.5円の範囲です。そして、金利差が大きく開いた場合や、両国及びグローバルな景気の動向により、10%程度の変動はあろうかと思いますが、それでも99円~81円のゾーンで変化するものと考えています。
また、金利と為替レートの関係も図を掲示します
サンハーブ様がお考えの円安とはどの程度のものでしょうか。まずは現状をこのゾーンにおいて、保有している投信の基準価格の為替による影響をお考えください。
一方、新興国を対象とする投信は、為替だけでなく株価の変動率も大きくなります。その相乗効果で、それぞれの変動率も高く、もともとがリスクが高い商品です。
一方好配当株を対象とし、高い分配金を払うものは、株価が上昇する・企業業績が好調で配当金がファンドに入らなければ、元金も払いだされてしまう可能性が高い商品です(特別分配金が続いているようでしたら、それはサンハーブ様の元本が払い出されていることになります。
以上のことを考慮のうえ、資産配分(アセットアロケーション)とインデックス運用のご検討をお勧めします。
アセットアロケーション・リバランスのお勧め
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-18302/
宜しければ下記もご一読ください。
『ゆっくりズムで行こう、我慢の資産配分と分散投資のお勧め』。
http://www.officemyfp.com/fptayori1006.html
以上多少とも参考になれば幸いです。
補足
『本回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、
有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、
読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本回答は、信頼できると判断した情報に基づき、回答者が作成していますが、
その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありまん。』
評価・お礼
サンハーブさん
回答ありがとうございました
吉野 充巨
サンハーブ 様
好評価を頂き有り難うございました。
(現在のポイント:-pt)
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