対象:インテリアコーディネート
こんにちは。現在新築中です。床の色決めのことで非常に悩んでいます。
1階の吹き抜けリビングルームを含む生活空間の床の色は、フローリングのかなり濃いこげ茶色を選び、リビング階段(エアリ、スケルトン)のステップの色も笠木の色も同じこげ茶色でシックにまとめています。
2階に上がるとそこは6畳ほどのホールがあり 第2リビングとして使う予定です。
一階とは、ガラリと趣を変えて明るくカジュアルでポップな感じの空間にしたい為、床の色を白っぽい木目にしようかと考えていますが、階段の色と2階のフロア−の色って変えてしまっても違和感はないのか、疑問です。
また、2階階段室の腰壁は、エアリパネルを使っていますが、その笠木は、一階のリビングから見える為、一階に基準を併せて濃いこげ茶にするか、それとも2階の床の色に合わせて白っぽい笠木にするか、非常に悩んでいます。
色決めの期限も迫っているのに、決めかねており、メーカーのインテリアコーディネーターに相談しても、当然のことながら「決めるのはお客様ですから・・。」という態度なので、とても困っています。
客観的な立場で、アドバイスをいただきたいと思いご相談申し上げます。宜しくお願いします。
ananさん ( 愛知県 / 女性 / 41歳 )
回答:1件
フローリングの貼り分け
ご質問は過去ログですが、住宅の壁や床において貼り分けるデザインも人気があるので回答させて頂きました。
外壁においては昔から、回数で貼り分けたり方位の面や部分にインパクトのある外壁を貼るケースがありますし、内壁においても部屋によってクロスや漆喰など違う素材で仕上げるケースは多々ありますね。
しかし、床のフローリングに関しては複数階あっても同柄・同素材にされるケースが殆どだったと思います。
一つはバリアフリー床で部屋や廊下の分け目が付けにくかったことと、階段も同柄・同素材にしたことで一体感があったほうが人気があったことが挙げられます。
また、フローリングの発注はロットなので、数種類の品番を取り入れると余ってしまうことが一番問題になります。
ところが、最近はフローリングの厚みを12mmや16mmなど設定することで高さ方向の下地が安定すれば、面積をしっかり計算することでロスなくフローリングを貼るケースも出てきました。
唯一注意しなければならないのは、同メーカーの色違いなどなら良いのですが、他メーカーとの組み合わせになると召し合わせの凸凹の違いや、材料の収縮性の違いから床鳴りの有無など差が出てしまうことです。
以上のことを加味すると同じフロアに数種類を導入するより階ごとに分けたほうが無難かと思います。
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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