対象:住宅設計・構造
延焼のおそれのある部分の外壁間中心線についてご教授下さい。
所有地にて既存の耐火建築物3階建ての建物の傍に、木造平屋10坪の倉庫増築を計画しています。計画してもらっている工務店から既存の建物の窓を防火設備にしなければならないと話がありました。
外壁間中心線が発生し既存建物にかかる延焼ラインが変わるので、1階部分は分かるのですが2・3階部分の窓も防火設備に変えなければならないのでしょうか?ちなみに既存建物の2階FLはGL+3800で、増築建物の最高高さはGL+3490となります。2・3階部分には外壁間中心線が発生しないと考えてよいなら窓を防火設備にしなくても良いという考えになるのですが・・・
ご教授宜しくお願い致します。
補足
2010/07/12 14:12早速のご回答有難うございます。
既存建物は隣地境界線から5mで延焼ラインがあり、増築する事によって外壁間中心線が発生しますので、1階は延焼ラインが変わり既存建物の窓を網入りガラスに変更します。平屋の増築なのに2・3階の延焼ラインも外壁間中心線から新たに延焼ラインが発生するのか?と疑問に思ったのです。階が違うので2・3階部分は従来の通り隣地境界線からのままでよいと素人考えをしています。
so1007さん ( 埼玉県 / 男性 / 34歳 )
回答:2件

森 賢一
建築プロデューサー
3
工務店さんの言われるとうりです。
建築基準法では延焼の恐れの範囲を1階で壁と壁の中心から3メートル、2階以上では5メートルと規定しています。そしてこの規定は新たな建物だけでなく、既存の建物にも適用になります。
対策は、窓のガラスを網入りに替えるだけです。(建具枠がアルミかスチールの場合)ガラスは安いものです。とりかえましょう。
評価・お礼

so1007さん
ご回答有難うございます。
既存建物と増築建物の階数関係なく外壁間中心線からの延焼ラインとなるのですね・・・
工務店の言うとおり網入りガラスに変えてもらいます。

石塚 和彦
建築家
5
既存建物の大きさによっては、防火設備にする必要があります。
初めまして。石塚和彦アトリエ一級建築士事務所の石塚と申します。
ご質問の件、一般的には、既存建物の大きさによって防火設備の要否が変わってきます。
建築基準法の「延焼の恐れのある部分」の条文には、「2棟以上の延べ面積の合計が500平方メートル以内の建築物は1棟とみなす」というただし書きがあります。
よって、既存建物と増築する倉庫と合せて延べ面積が500平方メートル以内であれば、1棟とみなして、外壁間の延焼線はないものとして考えることができ、防火設備にする必要はありません。
延べ面積の合計が500平方メートルを超える場合には、2階・3階も、延焼の恐れのある部分の窓は防火設備にする必要があります。
以上は一般的な見解ですが、諸条件によって見解が異なってくる場合もありますので、
詳細については、特定行政庁や確認検査機関に事前に相談・確認することをお勧めします。
お役にたてれば幸いです。
補足
また、蛇足ですが。。。
確認検査機関等が法令の解釈をする際の参考としている「建築物の防火避難規定の解説」では、不燃材料でつくられた平屋の小規模な物置のような付属建築物の場合、本体には延焼の恐れのある部分を生じないという記述もありますので、ご参考まで。
(この場合は既存建物の大きさは関係ありません。)
上記の解釈は、かなり専門的なことになりますので、特定行政庁や確認検査機関に事前に相談・確認することをお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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